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歪みが生じるベジタリアン3ヶ月目。

最近、虫をつかみ損ねる。
これもまた、殺生を禁じた"功罪"なのか。
肉魚を禁じてから早くも3ヶ月が経過した。

最近の身体の具合はとても良い。
プロテインを一切口にしていないのに、なぜだか超絶健康である。
毎朝早く起きれるし、レコードを聴いては酒を飲み、本を読み、素晴らしい日々を送れている。

ただ、一つ気がかりなことが。

日常生活の場面場面で「歪み」が生じるのだ。
わずかに浮き沈みする盤をながめボケーッとしていたり、寝る前部屋を暗くして、どでかい音で流したりしているとき、時空が歪む。

毎朝新聞を読みながら時空が歪む

飲み屋で会話が弾むとき、時空が歪む

よく通る道にいる犬と目が合うたびに時空が歪む

コーヒーを淹れるたびに時空が歪む

朝起きて窓を開けたときに感じる熱気で時空が歪む

爽やかな気持ちになろうと、ベランダのバジルの茎をとって香りをかぐとき時空が歪む


機械が壊れる直前やけに調子が良くなる、なんていった現象があるが、今の状況はまさにそれなのかもしれない。
ダダイスムやシュルレアリスムに傾斜した画家の絵を今なら理解できる気がする。


昨晩は、朝収穫したトウモロコシ、ピーマン、インゲンと一昨日のズッキーニを焼いて楽しみました。

手塩にかけた野菜はピカイチです。
ビールを3リットルも飲んでしまった。
夏の夜、酒が格別に美味い。

もちろん七輪の火も歪んで見える。

ベラルーシ、中国香港、レバノンの歪みも深刻化しています。
歪みはそこら中に。

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