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同世代の若者に伝えたいこと。~ニュースを見聞きして私達は何を考える?

バイト終わりに繁華街を歩いていると、最近人の流れが戻ってきたなぁ嬉しいなぁと、なんだか日常が回復したように錯覚されます。
街が回復するのは大変に素晴らしいことです。
僕が大好きでよく行くバーも営業再開していて、少年のように思わず気分が浮き立ちました。(お久しぶりです!)

ただ、世界中を見渡すと、アメリカの一部州で感染爆発、何も考えていないボルソナロ氏率いるブラジルを中心にラテンアメリカ諸国などで感染者が急増していおり、収束の気配は一向にありません。

また、香港問題、Brexit、中印国境問題、代理戦争の様相が強まるリビア内戦、米中対立、等々、コロナ以前から顕在化していた問題が深刻さを増し、世界中に暗雲が漂っています。

国内でも東京都知事選が18日に告示されました。
コロナ下で顕になった経済格差や行政デジタル化への転換、疲弊した医療機関や地方行政、最近で言えばミサイル迎撃体制の再構築、などなど、課題は山積みです。

目まぐるしい変化が起きたここ3ヶ月、政治や情勢に耳を傾けた方々は多いのではないでしょうか。
生活に直結する情報や他人の不幸ってのに興味が集まるのが人間の常。

では私たちに日常が舞い戻ったら、周囲のことに対して聞き耳を立てる必要は無くなるのでしょうか?

いや、そんなことは決してない。

国内、海外問わずニュースというものは必ずどこかで僕たちと繋がっているはずです。情報を鵜呑みにせず、自ら咀嚼して、一つ一つに普遍性を見出すことがこれからは問われてくる。

月並みではありますが、パスカルもこう仰っているわけです。
「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」

だから決してスポンジのような今の態度を変えてはいけないのだと、自分も含め同世代の方に言いたいと思い書かせていただきました

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