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北欧新婚旅行11:RESTAURANT SAVOY は美味しすぎて眩しい

北欧新婚旅行11:RESTAURANT SAVOY は美味しすぎて眩しい

僕たちが訪れたのはヘルシンキでも格式高いと言われるSAVOYだった。
新婚旅行ではあるが、お互いの誕生日も込み込みなので、僕はヘルシンキで、妻はスウェーデンでお食事にご招待するということを決めていた。
なので、ここは奮発して、今までは選ばなそうな高級そうという意味での一番チャレンジングなお店をチョイスした。

テーブルマナーも習ってこず、ここまできてしまったので、姿勢を正すとか、口を閉じてものを噛むとか、せめてそういうことに注意しようと思った。

SAVOYはエスプラナディ公園そばのビルの最上階にある。

18時半に予約したが、白夜のせいでランチのような雰囲気であった

今までの自分だったら、1階にあるCAFE SAVOYにしていたかもしれない

CAFE SAVOYもカフェと言っているが、とても美味しそうな料理やコーヒーを提供していそうな写真がたくさん上がっていて、とても魅力的だ。
だがしかし、北欧新婚旅行なので、ここはRESTAURANT SAVOYなのだ。

エレベーターに乗り込み、8階へ
SAVOYにいかれる新婚旅行者の皆さんはここで気を付けていただきたいのだが、エレベーターで8階に上がって扉が開くと鉄板で蓋がされていて、エレベーターから出れなかった。

あれ?閉店してる?定休日?店間違えてる?など色んな思いが駆け巡り、めっちゃ焦る
夫の皆さんは取り乱さないでほしい

この鉄板を力一杯押してみよう、開いた先がSAVOYだ

え、どうなってんの?と奥様は言うだろう
だが、夫の皆さんは、これがSAVOYだよな、と言う感じで対処して、どでかい夫を見せて安心させてあげてほしい

いつもこうなのか、なんかの手違いで閉まっていたのかはわからないが、その可能性もあるということだけ覚えておくといい
私が慌てふためいて失態を晒したことはいうまでも無い。

お店の中は木を基調としたなんとも温もりとエレガントさを感じさせる素晴らしい雰囲気だった。

コント衣装の白シャツで本当によかったのか、と思ってしまうが店員さんもとてもにこやかで受け入れてもらえている感じがした

テーブルに置かれたBOXを開けるとそれがメニュー表であった

当然何が書かれているかはわからないが、5皿ぐらい来るっぽいことがわかった

我々はコースと、妻はワインが好きなのでワインのペアリングを。
121ユーロの通常ワインペアリングと199ユーロのEXCLUSIVEワインペアリングがあるそうで、どでか夫の私はエクスクルーシブで!と注文した。
私はお酒が苦手なのを精一杯伝えると、なにやらノンアルコールカクテルペアリングということを言ってくれてるそうなので、パーフェクトと一言添えて注文した。マリメッコハイの流れをそのままにSAVOYハイにもなっているようだった。

1ユーロ150円程度なので、普段は行けないお店とはわかっていつつ、今日ばかりは北欧新婚旅行の醍醐味を妻と味わうことにした。

 

前菜からその見た目の可愛さやサーブしてくれる店員さんの振る舞いに魅了されていた

料理ごとに提供してくれるワインも妻曰く、特別に美味しかったようだ

ノンアルコールカクテルは果物とお茶など合わせたものが多かったと思う、コーヒーの大会のシグニチャービバレッジを思わせる独特の酸味を上手く使っている印象でとても味わい深かった

このグリンピースのお料理がとても素晴らしかった

野菜のシャキシャキ感、タルトのサクサク感、中のムースのまろやかさ、そしてグリンピースのプチプチというかコリコリした食感が気持ちよく、ずっと噛んでいたいと思わせる一品だった
 

我々が英語ができないとわかって、店員さんも可能なかぎり分かりやすい言葉で説明してくれているようだった
その気持ちが嬉しかった

料理も飲み物も美味しすぎて、舌で鼓が打てた
ピアノが流れ出したと思ったら、生演奏だた
こんなん一生の思い出だな〜と思った
 

テラスからはヘルシンキ大聖堂が綺麗に見えた。人気の席も閉店間際で静かだった。

妻はワインが本当に美味しいらしく、追加でワインとチーズを注文して食べていた。

最高の思い出だ。ただこの時僕はすこしだけ身の丈を超えた高級レストランということを忘れていたのかもしれない。

 

陽が落ちてきて、ピッタリ平岡を染めた


 夕陽がお会計の時を知らせていた。

10万の晩飯を払う。男を見せる時がきたようだ。

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SACHIOPIA COFFEE
毎週月曜火曜8:00-21:00
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-10 F&Wビル1階2号室


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