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地域おこし協力隊のしごと

みなさん、こんにちは。岩内町地域おこし協力隊の大なぎです。
今回は私の現在のメインの仕事である「地域おこし協力隊」についてお話ししたいと思います。

地域おこし協力隊ってなに?

とりあえず概要から。

「地域おこし協力隊」とは人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。 (参考:ニッポン移住・交流ナビ JOINホームページ)

細かい制度の内容は自治体によって異なるので省略しますが、

簡単に要約すると、都市圏のひとたちが田舎に引っ越して、地域活動を通して、起業や定住を考えていく。というものです。

地域活動や仕事内容は、それぞれの自治体の募集要項によるので観光、農業支援、福祉、移住促進、スポーツ支援、芸術など内容は多岐にわたります。

かくいう岩内町地域おこし協力隊の私の肩書きは、
円山観光コーディネーター(パークゴルフ場専任)です。

観光資源としてのいわないパークゴルフ場を岩内町を訪れる観光客にアピールしてねってことで採用されました。それと、町内の円山というエリアを観光地として盛り上げましょう、という感じでした。

なのでパークゴルフ場がオープンしている間は、周辺の観光施設からお客様を呼ぶためにSNSを始めたり、大会を開いたりしました。

地域おこし協力隊の活動で悩むところ

とはいえ冬の間パークゴルフ場はお休みで、わたしも宙ぶらりん状態。

何をしよう…と悩んでいたときに常に考えていたことがあります。

「わたしがこの町でできること・したいこと」

「この町がわたしに求めていること」

ここには意外とギャップが存在しています。

たとえば頼まれてもないのに「独自のお祭りを企画しよう」と言っても、
町の人は「税金の使い道はもっとあるはずだ」と思うでしょう。(青丸)

逆に町民が「地域おこし協力隊なんだから、雪かきとか手伝ってよ。」のように思うのも違うような気がします。(緑丸)(地域おこし協力隊は何でも屋さんではないので)

町(民)が地域おこし協力隊を理解し、地域おこし協力隊も町に本当に必要なものを理解する必要があるのです。

そこで思いついた「ワタシ×ココ」

パークゴルフ場が休みになったので町内を視察がてら歩いていると、町民にこう言われるようになりました。

◯◯が閉まって、手軽にコーヒーを飲みに行けるところが無くなってしまった。
なぎちゃんバリスタだったんでしょ。おしゃれなカフェとか開いてよ。

と。

簡単に言うじゃんんんん!!!

と思いつつも、

自分のスキル町民の求めるものの円が重なった気がしました。

地域おこし協力隊として
求められるように。

自意識過剰にも程があるのですが、町に必要とされた気がした私は、

出張バリスタ「凪カフェ」

をスタートすることになったのです。

この凪カフェの活動に関してはまた後日書き記したいと思いますが、
地域おこし協力隊の活動に少し張り合いが出てきたな、と感じています。

この記事を見て、応援したい、地域おこし協力隊になってみたい、という方がいらっしゃったら嬉しいなと思います。

ご覧いただきどうもありがとうございました。

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