これだけ読めば子どもがまっすぐ育つ最強の本。②
ども。ととさんです。
元気!?
前回の記事では
「お金自体には価値がない」
「お金で解決できる問題はない」
という話をしたの覚えてる?
読んでない人はこっちを先に読んでみて▽
僕らが苦しかったり、なんかまっすぐに物事考えられなかったりする一つの原因としてお金があると思う。
お金がいろいろな思考の邪魔してる。
だから初めに、「お金自体には価値がない」
という話をさせてもらったの。
「無意識のお金の呪縛」をまずは解く。
でもそれでも第一弾を読んでさ
「確かになんとなくは納得したけど、んー。でもなんとなくなんだよなぁ〜」と思ってるんじゃない?
「お金に価値はないとは完全には思えないなぁ」
うん。その通り!
まだまだ話は途中だから!
前回のは下準備。ここからが話の本番。
お金が世の中に出てきた理由。
お金の本当の役割。
社会の本当の姿。
それが分かったとき
「僕らは繋がってる。人に優しくしよう」
ってまっすぐな気持ちになれる。
さぁ、今夜も面白い話をしよう。
ゆっくりコーヒー飲みながら話していこう。
(今回は6000字くらいになりました!長くなってごめん!10分程度で読み終わります)
お金は増えも減りもしない。
お金って価値がないって話したでしょ?
お金は問題解決できないとも。
他にもお金に関して勘違いしていることがある。
僕らは「お金が増えればいいなぁ」と思ってる。
実際政府も「投資でお金を増やしましょう」と国民に声を掛けている。
でもね、増えないのお金って。
???ってなるよね。
僕らはお金を増やそうとしてる。
僕もそうだった。ずーっと増やそうとしてた。
増えたら喜んで、増えなければ悲しみ苦しんだ。
でもそれっておかしいの。
だって本当は増えないものなんだから。
いろいろモヤモヤしてきたよね。
お金に価値がないとか、お金は増えないとか
今までの常識の真逆のことばかり言ってるんだから当たり前だね。
さぁでもいくよ!
ここからめちゃくちゃ分かりやすくて面白い例を出していくね!
読み終わったとき
いつの間にかにお金の本質を理解してるから!
お母さんが家族限定のお札を作りはじめた!?
ここから沢山想像してもらうよ!
んーそうだな。
12人家族!大家族を想像して!
お父さん、お母さん、子ども10人。
子どもはみんな小学生よりは年齢が上にしよう。
少し広めの一軒家にそんな12人家族が住んでる。
その子どもの一人があなた。
あなたは10人兄妹の一人。なりきって考えてね。
どう?ビックリするでしょ?
でもお母さんは本気だから、あなたも本気で聞いててね。
ここまで付いてこれた?
お母さんは一万円札を作ってる日本銀行と同じ役割。お父さんはそこからお金を借りる政府。
実際に日本銀行は、日本政府の“国債”と呼ばれる借用書をたくさん持ってるの。
お母さんとお父さんは家の中で
“日本”という国と同じ状況を作ったんだね。
トランプと一万円札が同じに見える魔法。
どう?嬉しい?
リアルに想像してみて!
お母さんが作ったトランプのお金。
今あなたは手元に「1トトサン円」て書いてあるトランプを5枚持っている状態ね。
正直いらないっしょ?笑
隣の兄妹に「え?なにこれ?あげよっか?」とか言っちゃいそうじゃない?笑
でもここから魔法がかかるからね!
さぁどうだろう!
瞬く間に今手元のトランプに価値が生まれてこない?さっき弟にこのトランプあげようとしてたけど、絶対あげないよね!笑
トランプが不思議とお金に見えるはず。
だってこれなくなったらスマホ見れないからね。
今この文章をおそらくスマホで見てるよね!
5トトサン円払わなかったらもう読めないからね!
さぁさぁさぁ面白くなってきたでしょ?!
お札が出来た理由。
ここら辺の話をいつから子どもにできたら
「お母さん(お父さん)かっちょいい!」ってなるからよく聞いててね。簡単な話だから!
5トトサン円払うとスマホが使える。
これが税金。
お父さん(政府)がみんな生活のために集めてるお金。集める代わりに医療費が安くなるとか見返りがある。今回の見返りがスマホ。
ただの紙(紙幣)がお金に見えるようになったのは、税金を払うためなの。
中学校の歴史覚えてるかな?
江戸時代から明治時代になったとき、日本政府は税金の仕組みを変えたの。
江戸時代は何が税だった?
そう。お米だよね。でも明治時代からお札に変わったの。
でもこんときみんな(町民)はこう思うよね?
お米はみんなが欲しがる食べ物だから価値あるけど、お札という紙は僕らはいらんよ?価値ないよ?と。
でも明治政府は言ったの。
「これからお札で税金払ってね〜。払わないとあなたの土地没収ね〜」って。
これさっきの家族の話と同じなの分かる?
そうなの。そう言われたら価値がないと思ってたただの紙が、突然価値のあるものに変わったの。
それで日本でお札(貨幣)が始まったんだ。
子どもたちは次の日からどうする?
あなたはきっとスマホを使いたいから
今日はもらったばかりの5トトサン円払うよね。
そのあときっとこう言うと思う。
そうだよね。もう手元にはトトサン円はないもんね。
これは政府が公務員にお給料を払うのと同じ。
みんなの生活に必要なことをやってもらってお給料払ってる。
そう。お金を稼ぐ方法は政府からもらうだけでなく、自分たちでも作れるよね。
それが公務員以外の仕事。
そうやってお金を介して助け合ってみんなで生活してるんだ。
ここで空から見てみよう。
面白い話でしょ?
でもあなたは矛盾に気付いた?
僕初めにお金には価値がないって言ってたのにさ
価値が生まれちゃってたの。
ここからがめちゃくちゃ大切な話だから
ぜひ聞いて欲しい!
ここであなた個人の目線ではなくて
空からこの家を見てみよう。
お母さんが162トトサン円というお金を作ったけどさ、この家は裕福になったかな?生活は豊かになった?
隣の家の人がこの様子をみてさ
「わぁ!この家族162トトサン円手に入れてるよ!羨ましい!」って...言うはずないよね。笑
だって他の人から見たらただのトランプだもん。
この家の子どもたち一人一人目線ではトランプに価値が生まれたけど、家族全体では何も変わってない。
ということはやっぱりお金には価値がないのよ。
家族の中ではこのお金(トトサン円)は、グルグル回ってるよね。
税金としてお父さんに払ったり、お父さんがお給料として支払ったり、新しい仕事を作って子どもたち同士でやり取りしたり。
トトサン円はグルグル回ってる。
けどさ空から見たらどう?
家族で162トトサン円というのは変わらない。
個人目線ならお金は増えたり減ったりしてるけど、全体では何も変わらない。
ね。お金って増えないでしょ?
どんだけ頑張って子どもたちが働こうが162トトサンエンという金額からは増えることはない。
今は家で例を出しているけど
日本の「円」も同じ話。どれだけ頑張って働いても全体の「円」は変わらない。お金は増えないんだよ。
なんか狐につままれたような感覚になるよね。
僕も本を読んだときそうなったよ。
でも分かりやすくない?
お金がある本当の意味。
全体で見たらお金に価値がないことや、増えないことも分かったけど、それに何の意味があるの?
そうだよね。
んじゃお金ってなんのためにあるねん!て話。
なんかさっきの大家族の話だと
「お父さん(政府)はずるい。お金で子どもたち(国民)に働かせたいんだね!」って思っちゃうよね。
でもさこう考えて。
家事ってさ誰の為にするんだろ?お父さんかな?
違うよね。
自分の生活のためだよね。そして家族のため。
お金の導入で、お互いがみんなの為に働く社会に変わったんだね。
今までは自分が生きるためだけに働いていたのが、お金が導入されたことで「協力して生きていこう」という社会になったの。
「あなたが出来ないことは私が代わりにやるよ」っていう社会に。
なんとなくは伝わるかな?
これはさっきの家族内だけの話だと分かりづらいかもね。
だって家族ならお金なしで助け合えよ!ってどうしても思っちゃうから。(お兄ちゃんのマッサージの3トトサン円なんてまさにだよね。家族からお金取ってマッサージって違和感出ちゃう)
こんな話をするともっと分かりやすいかも。
知らないおじさんにトンカツを食べさせてる。
あなたもいるさっきの12人家族は
とんかつ屋さんだとするね。
あ、今回の話はトトサン円の話は
一旦忘れて大丈夫。
お父さんお母さんは、毎日美味しいとんかつ揚げて家族の生計を立ててる。
あなたはトンカツ食べるのには困らないよね。お父さんが美味しいとんかつ食べさせてるくれる。
んじゃカレー食べたくなったらどうする?
知らない人んち突撃する?カレー食べさせてくれー!って。
「そんなバカな話あるか!カレー強盗かい!」
って笑いながらツッコんでくれたかな?
んじゃ逆を考えて。
あなたは突然やってきた知らないおじさんにトンカツ食べさせてあげる?
怖いよね。笑
でもお父さんお母さんは突然来た知らないおじさんにいつも食べさせてる。
そう。お客さん。
分かった?確かに家族や知り合いなら、お金を介せずに困っていたら助けることもある。
でも知らない人を助けるってハードルめちゃくちゃ高くない?
お金という道具があれば助けられる人が広がるの。日本は「円」という同じお金を使うことで、みんなで支え合う社会になってるの。
これが、お金の本質。
助け合って社会はできている。
少しずつ今回のまとめに入っていくね。
僕らはお金に関して自分からしか見てない。
だからお金が増えたり減ったりする。自分が良ければそれでいいという考えになっちゃう。
でも今回の話で分かった。
そもそも社会はお互い支え合って生きているの。
まだイメージ湧かない人は
一旦お金がない状態で考えてみるの。
お腹が空いたあなたはドーナツを食べたいと思ったとするね。でもドーナツを作る技術を知らない。だからドーナツ屋さんに行く。
ドーナツ屋さんはドーナツを作る技術は持ってるけど小麦粉を作れない。だから小麦粉を作る人のところへ行く。
小麦粉屋さんは、小麦粉を作る技術を持ってるけど小麦は育てられない。だから農家さんの元へ行く。
そうやってみんなで助け合ってドーナツは作られて、あなたの空腹は満たされる。
僕らは、出来ないことをお互いにパスし合って出来る人が問題解決をしているの。
もちろんお腹が満たされたあなたもドーナツ屋さんが出来ない他のことを助けることで社会の一員になる。
ただここにお金という道具を挟んでるだけ。
その方が助けられる範囲がグッと広がるから。
そんなシンプルな話。
まとめ。
前回は「お金に価値がなく、お金で解決できることはない」って話。
でも最終的に言いたかったことは、問題解決しているのはお金ではなく、その先にいる「人」だよってこと。
今回は「お金は増えない」って話。
どんだけ頑張って働いても、全体のお金は増えない。
お金はみんなで支え合う社会を作るために作られた道具で、お金のおかげで助けられる人の範囲がグッと広がったということ。
うん。前回も今回も結局いいたいことは
「僕らは助け合って生きているよ」ってこと。
お金はなんもえらくない。
すごい道具だけどえらくないの。
その先にいる人たちがすごいの。
あなたが今生活できているのはたくさんの人に支えられてるから。
ここでまたトトサン円のこと思い出して。
家族全体では162トトサン円というは増えたり減ったりしなかったでしょ?
もしさ家族がみんな
「ちょっと将来不安だから」とトトサン円を貯金し始めたらどうなると思う?
奪い合いになるの分かる?
全体の量が変わらないんだから、貯金する人がいたらお金が足りない人が出てくるよね。
お金が足りなかった人は、「どうやればお金は手に入れられるんだろ」とお金に悩み、お金の奴隷になっていく。
これ実際の社会で起きちゃってるよね。
だって政府が「みんな老後のために2000万円貯めようね」って言っちゃってるだもん。
でも日本全体のお金の量は同じはずなのに
みんなが貯め始めたらどうなっちゃう?
貯金はどういう状況かというと
「お金を使わない」ってことだよね。
「お金を使わない」ってことはどういうことか。
「人に頼ってない」ってこと。
「人に頼らない社会を作れ」って
政府が言っちゃってる。
ここで分かるのは
「人のために働くこと」と同じくらいの
「人に頼ること」も社会で重要ってこと。
そんくらい僕らは本当は助け合って生きていかなくちゃいけないの。
さて。長くなっちゃったね。
今回はここまで。
お金に価値はない。
僕らは支え合って生きていかないといけない。
そんなこと話してきた。
次回は“お金の流れ”について
話していく。
支え合うためにはこのお金の流れが重要なの。
今、貯金をしたのもその下準備。
ここを理解したとき
働く本当の理由なら見えてくるし
お金が集まる場所も分かってくるし
その先の僕らや子どもたちが
明るい未来を作るためにやるべきことも
見えてくる。
本当に話を聞いてくれてありがとう。
なかなかまとめるのに苦労してるけど
頑張れてるのは読んでくれてるあなたがいるから。
もし分かりづらいところとか
理解できなかったところがあったら言って!
伝え方をまた考えるから。
熱い話で少し疲れたよね。
6000字あなたは読んだんだよ。すごい!
本当に聞いてくれてありがとう。またね。
ととさん。
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