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手間暇をかけることの大切さ Artisan Coffee Roaster's voice

最近では簡単に、手早く、コスパなどがキーワードとして台頭していますね
でも、楽しみや喜びには手間暇かけることがとても大切だと思っています

料理を作るのでも単純に手間暇かければ良いということではありません
それはただの自己満足になってしまいますから

そこに相手のことを想って心を込めて作るということが何より大切です

また、ただ作るというだけでなく美味しく作ろうと心を込めて作ることも大切ですね

1回1回の差はそれ程でなくても何回も継続して経験を重ねることによって、その差は大きく取り戻すことのできない差が出てきます

暇というのは時間のことですが、これは作る時間だけを言っているのではありません
それを作り上げる技術を習得するのに要した時間のことも言っているのです

そして心を込めて丁寧に作り続けることで、手をかけて作ることに喜びや楽しみを感じるようになってきます

楽しいと感じるようになったらしめたもの!
楽しいが楽しいを加速して、どんどんと楽しいのレベルが高まってきます

こうなると、好きこそものの上手なれ
見えてくる景色が違ってきます
周りの人からは名人と言われるようになっているでしょう(笑)

そこまでとはいかないまでも、また道具や器具などに拘らなくても、毎回丁寧に手間暇かけることを続けることで誰でもそのことをその人なりに楽しめるまでにはなるのかなと思っています

私の祖母の妹さんは(大正生まれの方でした)酒饅頭を作らせれば名人と言われたような方でした。
タネを寝かせるのに適温になるところを探して何度も動かして良い発酵をさせて美味しい酒饅頭を作っていました
道具ではありません
これが本当の腕というものですね
手間暇かけて心を込めて美味しい酒饅頭を作っていたのだと思います
きっと、作っていて楽しかったと思いますよ
実はこのエピソードを紹介したくてこのエントリーを書いてみました

コーヒーを美味しく淹れることも同じことが言えるかと思います

ぜひ手間暇かけることを楽しんで、日々の生活に楽しいことをプラスしてくださいね

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