【ドリップしてて思うこと】
こんにちは! はしもと りょうです^^
今日のテーマはドリップコーヒーについて
器具さえあれば家でも気軽に美味しいコーヒーをいれることができるハンドドリップ
けれどもバシッとレシピを合わせて美味しいコーヒーをいれることはなかなか難しいですよね
僕がお店でいれるときに気にしてることを書きます それは
「コーヒー豆が持ってる味を引き出すこと」
当たり前のことを言いましたが本当にこれなんです
特に浅煎りのコーヒーはこれができればお店みたいに美味しくいれることができます
ではどうすればコーヒー豆の味を引き出すことができるのか
それは3つのポイントがあります
まずひとつめ
カッピングをしてコーヒー豆の持つ本来の味を知ること
カッピングとはグラインドしたお豆にお湯を浸して4分経ったら味見をするというテイスティングの方法です
この方法は抽出による差が出ないためコーヒー豆の品質や味を知る上で世界中で採用されている基本となるテイスティングの方法です
この方法で知ることができた味わいに近づくようにレシピを調整していくという手順になります
そしてふたつめ
お湯の温度 使用する豆やお湯のグラムを測ること
理由は3つめのポイントにも関わってくるのですが その条件下での味わいの傾向を知ることができるからです
この温度だと酸っぱくなりやすいな
このお湯の量だと薄くなってしまうな
などなど
そこを徹底してあげるとドリップコーヒーのクオリティは ぐんと上がります
これには温度計やスケールが必要となりますが ブレると大きく変化してしまう部分になるのでできれば用意していただいた方がいいと考えています
さいごににみっつめ
出来上がりのコーヒーの濃度を適正な範囲に合わせること
これは少し難しい項目になってしまうのですが 1番伝えたい部分です
なぜならどんなに品質の良いコーヒー豆を使用しても濃度が濃かったり薄かったりすると美味しいの範囲から外れてしまうからです
ではどんな濃度のコーヒーが ”美味しい” なのでしょうか
私の答えは ”最後まで飽きずに飲むことのできる濃さ” です
特にハンドドリップをはじめたての人はコーヒーを濃くいれてしまいがちです
なぜなら私自身がそうなのですが しっかり味がわかるようにコーヒーを作っているからです
けれども今度は自分が作ってもらう側になって飲んでみました
最初は美味しいのだけどゆっくり時間をかけて飲んでいるとなんだか重たいなと感じてしまう
具体的な例では
酸味が強く感じる
後味に渋さが残ってしまう
このような時 途中でお湯を入れてみました
そうするとカッピングで味わったようなコーヒー豆の持つ味わいを感じれるようになり最後まで楽しむことができました
また薄すぎる場合はそのコーヒー豆の持つ味わいが分からなくなってしまいます
しっかり味を感じることができ 最後まで飽きずに飲むことができればそれが適正な濃度と言えるでしょう
薄くなるのが怖い場合は抽出後にお湯で濃度を調節する方法がおすすめです
これはバイパステクニックと言ってコーヒーの大会でも用いられている正しい方法なので安心して実践していただきたいです
いかがでしたか?
今回の記事では できるだけ機材や設備にこだわらない条件でハンドドリップのコーヒーが美味しくなる方法を考えてみました
他にも細かな部分を調節しながらレシピを考えているのですが それはひとつずつ記事にしたいと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました
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