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[オリガミドリッパー]美しさと実用性を兼ね備えた世界一のドリッパー[ORIGAMI DRIPPER]
(過去のブログ記事を移植しています)
かれこれ2年くらいずっと欲しいと思っていたOrigami Dripperをついに購入してしまいました。
職人さんにより1つ1つ型取って作られる美濃焼のドリッパーで、色艶が美しく、我が家のドリッパー コレクションの中でもインテリアとしても一際輝きを放っております。(その割には安いのもいいところ)カラーバリエーションも豊富で、11色もあります。僕はパープルを買いました。
もちろんインテリアとしてだけでなく、機能性も折り紙付き←
なんたってコーヒーの世界チャンピオンがこのドリッパーを使って大会優勝したわけですから。
いつもなら我が家のドリッパー たちは基本Sサイズ(1〜二人用)でして、フィルターもそのサイズしか買っていないのですが、たまたまMサイズの新古品が安かったためMサイズを購入。
この選択はまぁ失敗でしたね(笑)
コーヒー器具はドリッパー にせよカップやミルクピッチャーにせよ、大は小を兼ねないことが多いです。
サイズは用途に合ったものを選びましょう!
(オススメはSサイズです!)
ORIGAMIとは?
Origami と聞くとスターバックスのインスタントコーヒーシリーズを思い浮かべる方が多いかと思いますが、全く関係ございません。
もちろんキャッシュレス決済システムのORIGAMI Peyも全く関係ございません。
岐阜県土岐市にある陶器の会社K-aiさんのプロダクトで、ドリッパーだけでなく、カップやソーサーも販売しています。土岐市といえば美濃焼や織部焼で有名な陶器の町ですね。
Everything, for the best coffee with Barista.
Concept_
もっと美味しく、より美しく。
バリスタの願いから生まれたプロダクト。
ORIGAMIがつくるプロダクトは、バリスタが願う最高の一杯を支える、
良質の道具でありたいと考えています。
高い機能性と使いやすさを、コーヒーを愛するすべての人に。
https://origami-kai.com
このORIGAMIシリーズは多くのバリスタに支持されていて、コーヒー屋さんでもORIGAMIのコーヒーカップやラテボウルを使っているところがたくさんあります。
あくまで僕の体感ですがここ数年で立ち上がったお店は使用率高いです。
もちろんお店専用とかではないので普通に買えますし、僕も今回紹介するドリッパーと6オンスのラテボウルとソーサーのセットを自宅で使用しています。
ORIGAMI DRIPPERとは?
2018年JBrC(ジャパンブリュワーズカップ)優勝者の中井千香子バリスタや、同じく2018年CBrC(CHINA BREWERS CUP)の優勝者杜嘉宁(Jia Ning Du)さんが競技で使用されたことで多くのバリスタやコーヒーファンがORIGAMIに注目するようになりました。見た目も美しく特徴的だったため、特にアジア圏のコーヒーショップのインスタグラムでORIGAMI DRIPPERを使用している”映え”投稿なんかもよく目につきました。
さらに2019年のWBRC(WORLD BREWERS CUP)で前述の中国代表杜嘉宁さんが世界優勝を果たしたこともあり、最近では”世界一のドリッパー”と称され新たなスタンダードドリッパーとしての地位を確立しました。
実はこのORIGAMI DRIPPERはTRUNK COFFEE(名古屋)のオーナー兼バリスタ・鈴木康夫さんが開発に関わっており、もちろんTRUNK COFFEE店頭でも使用されています。(名古屋のサードウェーブコーヒーのパイオニアが地元の陶器メーカーと共同開発しているあたり、町おこし的な印象も受けますね。)
ORIGAMI DRIPPERの特徴
円錐+美しいリブにより2種類のフィルターが使用可能
特徴的な見た目からもお分かりいただける通り、ギザギザの溝(リブ)が20個ついています。これがKarita ウェーブフィルターのヒダと同じ数で、ちょうどピッタリとセットできるように設計されているんです!(たまたまじゃないですよ笑)
また、いわゆる円錐形のドリッパー のため、Hario V60やKONO式ドリッパーに使用するような円錐フィルターもセット可能です。(ORIGAMI公式の円錐フィルターもあります。)
豆の特徴にあわせて2種類のフィルターが使用できるため、レシピの幅も広がりますね。
それぞれのフィルターを使用した際のイメージ
Karita ウェーブフィルター
設計されている通りリブにぴったりと張り付き、フィルター全体湯を保ち、粉にしっかり湯が馴染む感じ。カリタウェーブドリッパーでの抽出と比べると、空気が抜けない分遅くなるかと思いきや穴の大きさのせいかあまりかわらない印象。(要検証ですね!)
Hario V60 円錐フィルター
V60ドリッパー と比べて角度は若干緩やかに見受けられますが、なんせリブの隙間が20個あるため空気が抜けまくり、抽出はかなり早いです。つまり、ケトルからの湯の注ぎ方で抽出量のコントロールが幅広くできます。その分ケトルの扱いがうまくないと毎回同じように入らないので練習が必要です。
まとめ
どちらのフィルターもコントロール次第ですが、我が家ではウェーブフィルターは特に中煎りの甘みしっかり出す、円錐フィルターの場合は浅煎りの豆やファーメンテーション系の癖の強い豆との相性◎といった感じで使い分けています。抽出スピードが早いためクリーンな味が出しやすいです。
見た目の美しさと抽出の実力を兼ね備えた”世界一のドリッパー”、コーヒー好きなら1つ持っていて損はないですし、ギフトにもオススメです!
*最近偽物も見かけますのでので注意してくださいね!2020年12月時点でamazonでの商品取り扱いはありませんでした。公式ショップから、又は取り扱いのあるコーヒー屋さんでの購入がお勧めです。
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