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友達ってどうやって作るのだ?

そういえば友達ってどうすればできるのか。

学生時代の私は、中二病で、斜に構えていて
自分を過大評価し、こだわりが強く頑固者。
平たく言うとめんどくさい男だった。

そんな性格のよろしくない私だったけど
ありがたいことに友達はそこそこいた。
100人はいなかったが10人は確実にいた。
私が親友だと(勝手に)思ってる男もいた。

しかし「友達作ろう!」と意識したことはない。
気付いたら友達はできていたのだ。
はて、友達とはどうやって作るんだろう。

結論から言ってしまうと
友達を作るために必要なことは
心の底から関心を持つこと。

「この人面白い!もっと知りたい!話したい」

そう思ったとき、すでに自分は
相手と友達になりたがっている。
あとは二言三言話しかければもう友達だ。

逆もまたしかり。
相手があなたに関心を持ってくれたとき
相手は自分と友達になりたがっている。
ニコリと笑顔で会話をすればもう友達だ。

つまり、友達を作るためには
なにかしらの魅力を持っていると強い。

たとえば小学生だったら身体能力。
足が速かったり、ボールを遠くに飛ばせれば
嫌でも周りに人が集まってくる。

ゲームが上手いのもいい。
同じゲームをプレイする者同士だったら
知識や技術を持っている人は尊敬される。

顔が良かったり、ファッションセンスが
優れているのもシンプルに強い。
「いいなあ!」「こうなりたい!」と
あこがれる力は多くの人を惹き付ける。

このように、何かに秀でていることで
友達は格段に作りやすくなる。
しかし、ここが一番の勘違いポイント。
ゆめゆめ気を付けなければならない所。

関心は引くものではなく、寄せるもの。

これはどういうことかというと
他人の関心を引くために努力するのは
あんまり効果が無いということ。

「俺、こんなことできるんだ!」
「俺、こういうのが好きでさ!」
「俺、すごいだろ!俺を見て!」

こんな風に武勇伝をゴリゴリに推す人に
果たして人は集まってくるだろうか。
少なくとも私は友達になりたくない。
そんな人よりも

「君、そんなことができるんだ」
「君、そういうのが好きなんだ」
「君、すごいじゃん!いいね!」

こんな風に他者に関心を寄せる人には
友達志願者は大勢出てくるだろう。
少なくとも私はそう言われたら嬉しい。
最高の珈琲を淹れてあげたい。

つまり自分のことばかり話す人よりも
相手に興味持って質問する人のほうが
よっぽど友達になりたいって話である。


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