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夫のトリセツ①

■魔法のワード

嫁「・・・・・・」
私「(なぜか分からないけど怒ってる?)」
嫁「ねぇ」
私「はいっ?」
嫁「私がなんで怒ってるか分かるよね」
私「えっ・・・いや、分からないです」
嫁「分かるよね?」
私「分からないってば」
嫁「分かるよね!?」
私「ごめん本当に分からないです・・・」

ともすればコントのような会話ですけど
当事者である私はヒヤヒヤものです。

これって夫婦間ではありがちな会話ですけど
女性同士ではまずありえない会話。

なぜなら女性は察する力が高いから。
怒らせてしまった場合に原因の見当が付くから。

一方の男性は素知らぬ顔で地雷を踏み抜きますが
その多くは地雷を踏んだことにすら気付きません。

それほどまでに『察する力』は男女差があります。
なので、女性は男性に対して何かを伝えるときに
「誰が」「何を」「どうしたか」までをハッキリと
言わないと全然伝わらないんです。

「なんて察しが悪いのかしら!許さない!」

と女性がいくらプンプンしても
男性は困る一方なので、解消するためには
聖母のような優しさでこう言ってください。

「あなたが〇〇って言ったことで、私傷ついたの。
できれば今後、二度と言わないでね」

ここまで言ってくれれば謝罪会見でもなんでもして
早急に謝ることができるんですけど
ノーヒントでは男性はオロオロするしかないんです。

少し話は変わりますが著者の黒川伊保子さんは
“夫が優しく妻の話を聞いてくれる方法”
という魔法のワードを確立しています。

「今日、私に起こった悲しい出来事を話してあげる。
あなたがするのは優しい共感。わかった?」

妻が、夫に対して話を聞いてほしいときに
こんな風に一言添えるだけなのですが
数回行うだけで夫に定着するばかりでなく
次第に共感とねぎらいのスタンスで
話を聞いてくれるようになるスゴ技です。

文章にしてあらためて見るとすごいワードセンス。
私も嫁に言われたら「わかった」以外言えない。


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