2023.12.12 ついに明日から

 今日はコーヒーの話というよりも、僕自身の話を少ししていこうかなと。ついに明日から、日本でのバリスタの仕事を始めることになります。(って言ってもこれから始まるのはまず研修ですけど。)カナダで働いていたところは日本でいうところのタリーズ的な感じ。もっというとタリーズからフードメニューの大半をとっぱらった感じ。エスプレッソドリンク中心にコーヒーのオーダーとちょっとしたフードの提供くらいでした。なのでオーダーを取ると言っても、レジ前に並んでそこでオーダー取ってドリンク、フードをやるってくらいのことでした。しかし、僕がこれから働かせていただけるカフェはもういわゆるカフェって場所で、各テーブルごとにオーダーをとりに行って、フードを運んで。フードも、モーニング・ランチと全てガッツリやっているカフェで。どちらかといえば、フードにかなり力が入っているという感じなのかな。と思います。モーニングにせよランチにせよ、お手軽な値段でとても満足感のあるフードでした。僕も過去にカスタマーとしてここのカフェは利用したことがあって。僕はモーニングでしか利用したことがなかったけれど、とても雰囲気が良くて心地の良いカフェでした。そんな場所でバリスタとして働くことができることにとても光栄に思ってて。でもそれと同時にとてもプレッシャーもあって。やっぱりバリスタとして働かせてもらえるご縁をいただいたからこそ、自分にできる最大限のパフォーマンスを発揮していきたいと思ってて。それはエスプレッソもそうだし、ハンドドリップもそうだし。ドリンク1杯を精一杯作るっていうのがまず持って僕にできることだからこそ、とにかく早くレシピやオペを理解して職場に馴染んでいきたいと思ってます。

 そして何よりも自分の中で心配というより気になっているのが、カスタマー対応の部分。どこまでのサービスを提供することが求められるか。海外と日本とではそのラインも全く違うし、当たり前の水準も変わってきてて。きっとその当たり前の水準だったり基準は日本の方がはるかに高くて。「おもてなし」とかって何年か前にはやったけど、その精神はやっぱりすごくて。だからこそ、細かいところまで丁寧にこだわっていく必要があるって思って。緊張感を持ちつつ、その中で自分の技術の向上とか、あとは最終的に独立を考えているからこそ、みておかなければ、得ておかなければならないことをはっきりさせておく必要があるなと思ってて。今の自分には足りていないことばかりで。何からとか、何をとかそんなこと言ってる場合じゃなくて、とにかく全てを吸収する。できるところは全て自分のものにしていく。それくらいの勢いで行かなきゃならんと思ってます。そして、より質の高いコーヒーを提供するために自分にできることにチャレンジし続けたいと思ってます。いつか自分のお店を持てるその日まで。

 ここからは全く別のお話。僕の大好きなバンドBUMP OF CHICKENが先日新曲を出しまして。「Sleep Walking Orchestra」という楽曲で。アニメ「ダンジョン飯」の主題歌に起用されています。最近巷では、アニメの主題歌というとそのアニメの世界観とかアニメの内容を描写した曲が流行ってて。別にそれがいいとか悪いとかそういうことを言いたいわけではなくて。それはそれですごいなって思うわけで。(ビルボードにも入ったあの曲のことね)でも、BUMP OF CHICKENはそうじゃなくてそのアニメの世界観ってものを表現しつつ、でもそれでもやっぱり自分たちのやりたい音楽を作ってて。今回のこの曲はまさにそれで。藤くんの世界観というか言葉選びがすごく僕の心に突き刺さっていって。どの言葉を取っても藤くんらしい。藤くん語録的なものがすごくあって。これ話し始めたらもう毎日藤くんのことだけ書けるくらいなんだけど。ぜひこれを読んでる一人でもこれをきっかけにBUMP OF CHICKENの曲に触れてもらえたら幸せです。今まで29年生きてきた中で何度も何度もこのBUMP OF CHICKENに救われてきました。なんなら今も。そしてバンクーバーにいたときも。これから時々BUMP OF CHICKENのことをここに書いていこうかなって思います。それがコーヒーにも繋げていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?