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先日、姉に電話した

そのとき、たぶん高熱がでたあととかで
私は心身が弱っていたんだと思う

普段なら絶対かけない

魔がさしたといったら言い方は悪いがかけてしまった

姉は私と違って、体力があって
もし何かストレスがかかっても
メンタルヘルスに異常が出るのではなくて
身体にでるような人だ

とにかくパワフルで
だからこそ私の病への理解は
何度話そうとも
何時間話そうとも得られなかった


3年くらい話してなかった
姪の誕生日のLINEだけきて
最低限それに返してただけだった

姉は少し私の病への理解を示してくれた

でも、わたしはもう、電話しない

それは姉と自分を守るためだ

私の思考回路はいつも何を探してる
埋まらないものを埋めようと
ハングリーでいる

いつも空腹の獣みたいだ

それには人と話したり構ってもらうのが1番効く
言い方はわるいが、人が1番の暇つぶしだと思う

どんなにコンテンツができて
どんなにスマホやネットが発達しても
田舎でも職場でも人の噂が絶えないのがその証拠

現に私はふとしたとき
姉に電話しようかと考えてしまうのだ

それは良い結果を絶対に産まない
自分の脳の回路を、癖を甘やかして強化してはいけない


そう思うと、父は自分から電話をくれたり
元気ですかとか、こまめにしてくれていた

それがいかに私の脳にとってお薬のように
鎮静の作用をもたらしていたのか

依存もなく接することができて
そうできて許される人は父だけだった

父が亡くなって何年も経つがいまだに
考え、そして知ることがある

それは自分の思考、脳のパターンと
病の病巣を少しばかり垣間見ていることに近い気がする



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