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ラウンド2出願(Ross/Kellogg/Haas)

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この記事では、ラウンド2の出願プロセスについて書いていきます。
ラウンド1で一通り出願プロセスを経験していたので、ラウンド2はスムーズに進めることができました。
Michigan Ross、Northwestern Kellogg、Berkley Haasの3校に出願し、Michigan Rossからのみ合格を頂きました。
ラウンド2の出願にあたってやったことについて、詳細を書いていこうと思います。

タイムライン

2022年11月:
エッセイ/推薦状作成開始(以前から取り組んでいたものも有り)
2022年12月:
推薦状追加1通依頼/作成開始
(12/24にやっとGREスコアメイク完了)
2023年1月:
R2出願/インタビュー練習開始/Haasインタビュー/キャンパスビジット
2023年2月:
Kellogg/Rossインタビュー
2023年3月:
Ross合格(奨学金$40,000)/Haas、Kellogg不合格

推薦状/エッセイ

推薦状の質問は似通ってはいるものの、各学校オリジナルの質問もあったので、手直しをする必要がありました。ラウンド1で推薦状を書いてもらった方の分は、以前話した内容から持ってきました。追加の1通は、インタビュー⇒日本語ドラフト⇒確認⇒英訳といった形で、ラウンド1と同じ要領で書きました。
エッセイは、以前からネタ出しをしていたものを各学校の質問に当てはめていきました。
11月にラウンド1の出願プロセスが終わってからは、ラウンド2の推薦状とエッセイを第一優先にして、合間にテスト勉強をしていたため、勉強時間は著しく減りました。
クリスマスイブの奇跡だったのか、勉強ってそういうものなのか、12/24にGREのスコアメイクが完了しました。とりあえず一安心。

出願

ラウンド1での反省を生かし、時間に余裕を持って仕上げました。
出願した3校の中では、Kelloggが一番ミニエッセイが多かったです。さらに、Kelloggは出願後に、
①自己紹介
②キャリアゴール
③チャレンジとそこからの学び
を各1分で話すビデオエッセイがあり、一番重かったです。
Rossはミニエッセイも少なくて一番軽く、Haasは中間くらいでした。
Rossは軽かったものの、字数制限がものすごく少なかったので、作り込みに時間がかかりました。その分、エッセイの完成度としては一番高かったかと思います。合格時にも、AuthenticでVolnurabilityがよく表現されていたというフィードバックをもらいました。3つの100wordsエッセイの内、2つが学生時代(小学校でいじめられた経験、大学アメフト部でのリーダー経験)だったので、大丈夫かな?と思ってましたが、よかったみたいです。
アメリカの学校は、奨学金用のエッセイはなく、出願すると自動的に奨学金も考慮されます。奨学金の位置づけとしては、お金のない学生への援助というより、来てほしい学生に出すSigning Bonusみたいなイメージでしょうか。アメリカっぽいですね。

キャンパスビジット

1月末~2月頭にかけて、キャンパスビジットを行いました。妻と二人で出願した3校をすべてまわり、途中オハイオ州にも立ち寄って親戚たちに妻を紹介してきました。
事前に各学校の日本人サイトからビジットの旨を伝えておいたため、在校生とのコーヒーチャットやキャンパスツアーをアレンジして頂きました。Rossでは、アドミッションとお話をする機会もありました。
コロナの影響で、クラスビジットはやっていませんでした。
街の雰囲気は、妻も当方もアナーバー(ミシガン)が一番好きでした。

インタビュー

インタビューは3校とも、在校生orアラムナイインタビューで、レジュメ(CV)のみを見てのインタビューでした。

Haas

出願してすぐに、Haasからインタビューのインバイトが来ました。
1/5出願〆切⇒1/14インタビューインバイト⇒1/26インタビューという予想以上に早いスケジュールだったのでびっくりしました。
インタビュアーはコロンビア人のアラムナイでした。Linkedinとネット上の記事で情報収集しました。
できれば、キャンパスビジットの後にインタビューに臨みたかったのですが、スケジュール的に叶いませんでした。
インタビューの質問は以下の通りで、最初の2つは事前に決まっていたかと思います。40分ほどで終わりました。
・What do you want out of MBA experience and why Haas?
・How can you contribute to DEI?
・TMAT you influenced the outcome by collaboration? What did you feel?
・TMAT you had to convince others to do something your way? What did you do and how was the result?
・Anything else?
・Any Qs?
手応えはまずまずでした。特にフォローアップの質問もなく、淡々とインタビューが進んで行った感じでした。

Kellogg

Kelloggは、出願者全員にインタビューする学校です。メキシコ人の在校生とマッチし、インタビュー日程はキャンパスビジット後に調整してもらい、2/10になりました。
インタビュアーとは、キャンパスビジットで一度話していたので、リラックスして話せました。
インタビューでの質問は以下の通りで、1時間ほどで終わりました。
・Small talk about the visit and the weather
・Walk me through your resume
 >Is that a typical career path?
 >How did you get to manage the project in Thailand?
 >Did you aspire to work in the food industry when recruiting for your first company?
・What do you enjoy the most in the latest project?
・Tell me about the critical feedback you have got and how you handled it.
・What is your career goal?
・Why MBA now?
・What would be the biggest challenge when you come to Kellogg?
・How can you contribute to the Kellogg community?
・What would be the biggest weakness of your application?
・What is your strength?
・How would your colleague describe you?
・Tell me some fun facts about the meat industry
・Anything else?
・Any Qs?
話も盛り上がったし、ちゃんと話せた印象があったので、落ちたときはショックでした。ただ、やれることはすべてやったので、悔いはないです。

Ross

Rossはキャンパスビジットをした後の2/1にインタビューインバイトが来ました。インタビュアーはカリフォルニア在住のイスラエル人アラムナイで、2/12にインタビューをやりました。日程調整のやり取りメールでもいい人なのが伝わってきたので、不思議な安心感がありました。
Linkedinのプロフィールを読み込んで臨みました。
インタビューでの質問は以下の通りで、1時間ほどで終わりました。
・Brief introductions about the interviewer
・Small talk about sports
・Points you like about the current role
・Points you don’t like about the current role
・Have you thought about global expansion? (Follow-up question for my CPG brand)
・Biggest career accomplishment
・Career Goal & Why MBA
・How can you contribute to Ross & what do you think you get from Ross
・Any Qs?
会話も盛り上がったし、逆質問でもいい質問ができたので、一番手応えがあった面接でした。

合格通知

Michigan Rossからは、3/16の夜にZoomのインバイトが来て、合格と、奨学金$40,000を頂ける旨の連絡をもらいました。私費での留学なので、一部が奨学金でカバーされるのは本当にありがたかったです。
このまま、3校とも合格かなと思いましたが、その後のHaas、Kelloggは不合格となってしまいました。Clear Admitというサイトの掲示板で、続々と連絡がきた!という書き込みが出る中で、自分の携帯は鳴らず、辛い気持ちになったのを覚えてます。この悔しさをバネに、RossでのMBA生活と海外就活を駆け抜けていきたいと思います。
学校によって評価するポイントも異なるかと思いますし、ご縁もあるので、可能な限り多くの学校を受けることをお勧めします。

最後に

MBAに行こうと決意してから約1年半で、行く学校が決まりました。
長く辛い戦いでしたが、学ぶことも多かったです。
今後受験する皆様の参考に少しでもなればうれしいです。

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