『COEDAS』誕生秘話|さっきーマイストーリーの裏側①
こんにちは。COEDASでワークショップとnote執筆を担当しているゆうきです。みんなから、きぃちゃんと呼ばれたりしています。
今回は、さっきーという広告マーケティングのプロの話をする。
かわいい感じのニックネームだけど、見た目こんな感じ👇
まぁ、話しかけづらいよね。
肩書きも「執行役員」だからなおのこと。
私も、合宿で会うまでは「この人何者?」って心の中で思っていたことは、絶対に本人には言えない。
実は、『COEDAS』の名付け親でもある彼が、今回、自分の人生を語る「マイストーリー」を担当してくれた。
概要はこちらの記事で紹介しています↓
バトン方式でCOEDASメンバーが担当することになっているマイストーリー。「次はさっきーお願いします」って言われた時「え〜わ〜💦」って思ったらしいけど、実際やってみてどうだったのかインタビューしてみた。
そしたら、「この人何者?」という疑問にガッツリ答えてくれて、『COEDAS』誕生の裏話も語ってくれたので、今回シェアしようと思う。
この人、アツいわ。
実は、1対1で話すのが初めてだったので、ほんのり緊張しながら「マ、マイストーリーの順番きた時どう思ったの?」って、質問を絞り出してみた。
「そもそも表に出たくないタイプだからさ、全然乗り気じゃなかったんだよね」と、冒頭から本音をぶちまけてくるさっきー。
私の緊張が解けていくのがわかった。
これを皮切りに、出るわ出るわ。
そもそも人付き合いが下手だし
集団の輪の中に入るのが苦手でね〜
人生で仲良しグループに所属した経験ゼロ
っていうか誘われもしないしね。ふふ。
あーはん。
だから合宿でみんなが盛り上がっていた時も、ちょっと距離をおいて立っていたわけね。
じゃぁ、なんであなたはCOEDASでコーチやってんですか?
って話。当然の疑問だ。
いま、COEDAS登録コーチは30人を超えている。そう、一番苦手な「集団」ってやつだ。
彼曰く、無理しないでやれている、これはすごい!
正直、集団で何かをやることにしか興味がなかった私は、彼の言わんとすることがイマイチ理解できていなかった。
それでも諦めない。頭で理解するのではなく、相手の言葉をそのまんま受け取るのだ。それがコーチとして大事なところ。
そう思って気持ちを引き締め、もう一度、彼の話に耳を傾ける。
何が違うというのか。今までの人付き合いと、COEDASでの付き合い。
その時、頭によぎったのは、5月の合宿での出来事。
わ〜い、宿に着いた〜!って全員がテンションMaxで盛り上がっていた時、彼はこんな状態だった。
完全に独自路線である。
だからだ。
だから、輪の中に入るのが苦手なんだ。
彼がマッサージチェアでうたた寝をしていた時、ある人は買い出しに行き、またある人は会話に花を咲かせ、私は写真を撮りまくり、対面で会えた喜びを全身で感じていた。
その中でのこの行動は、昔で言うところの、AKY(あえて空気読まない)か?と思われるだろう。だが、彼にとってはKSK(これは自然なこと)なのだ。
この時、周囲にいたCOEDASコーチたちは、何を考えていたのか。
「ふ〜ん、気持ちよさそうだね」
「さっきー寝てるね。写真撮っちゃえ(パチリ)」
という辺りだろうか。
つまり、誰一人として「なんだよアイツ」なんて言わなかったし、思ってもいなかった。
そう、そのまんま受け取っていたのだ。
コーチとは、詰まるところ「心からやりたいことをやろう!」と応援する人だと思っている。だけど、残念ながら心からやりたいことって、十中八九、他人には理解してもらえない。
我が家には、最近サッカーを始めた5歳児がいる。サッカーといえば『キャプテン翼』でしょ、という昭和感満載な親のススメもあって、翼くんファンになるかと思いきや、ゴールキーパーの若林くんがお気に入り。トレードマークの赤い帽子と手袋を買ってもらい寝巻き姿で盛り上がっている。
完全に独自路線である。
この、他人には理解してもらえない独自路線なことを「へ〜」とそのまんま受け取り、心からやりたいことを応援するのがコーチなのだ。
だからさっきーも、COEDASでは無理しないでやれているのだろう。
いや、でもちょっと待て。
本業はガッツリ忙しく、プライベートでは小学生2人のパパであり、新たな学びも1月からスタートするとかで、超絶忙しいのに加えて、COEDASの中心メンバーとして営業を担当しているさっきー。
無理していない、というのは本当だろうか?
彼を後押ししているものは何なのか?
すると・・・
「コーチが食えていけないのはおかしい。シンプルにそれだけ」
と、まだマッサージチェアに座ってるのかと思わせるほどリラックスしながら答えてくれた。
確かに。
私も、そして恐らくコーチ仲間にも思い当たることがある。
コーチングに魅せられて、自分の人生もガラっと変わるくらい揺さぶられた経験を持つコーチも少なく無い。だから自分もコーチになって心からやりたいことを残りの人生でやるんだ!!
と息巻いて資格を取った後、あとは自分で。
それはそう、、なんだけど、雑草抜くところからグラウンド作るのは、一人では大変じゃない?とサッカーファンらしい比喩表現を添えてくれた。
そう、彼の根っこはココにある。
そして、ほぼ同時期におんなじことをやろうとする人物に出会い、COEDASブランドを立ち上げることになるのだが、実はその人は彼にとって「苦手なタイプ」だった。
つづく。
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