「ボクたちはみんな大人になれなかった。」小説と映画を。

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つい先日、「ボクたちはみんな大人になれなかった。」のNetflix映画を鑑賞した。

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』

小説は確か、発売直後に話題になった2年前ほどのタイミングで一度（というか3回通りくらい）読んだことがある。

燃え殻さんの余白を残した文章表現のおかげで、全く思い入れのない物語のはずなのに、どこか自分の人生と重なっているようで、読み終わった後に本の中の出来事がフラッシュバックしてきて、すぐにもう一回読み戻してしまったことを覚えている。

卒業式の時に合唱曲を歌っている時の気持ちになった。（どういうこと）

巻末のあいみょんが書いていたエッセイでは、「どこまでが本当の燃え殻さんの事実なのかがわからないほどリアル」とされていた気がするけど、本当に同感。

一つひとつの些細な出来事や人との出会いで人生は構成されている。

そう実感できる、いい作品。

省略されていた部分もあったけど、映画もすごくよかったです！

ボクたちはみんな大人になれなかった (新潮文庫)

また、忘れた頃に読もうと思います。