『アート思考』って何??
前回の続きです。
では、『アート思考』とは一体どういうものなのか?
筆者は「アートという植物」を比喩に使っています。
その植物は、
『表現の花』、『興味のタネ』、『探究の根』
から構成されており、
『表現の花』=「作品」
『興味のタネ』=「興味」「好奇心」「疑問」
『探究の根』=「アート作品が生み出されるまでの長い探究の過程」
を表します。
その「アートという植物」は、『興味のタネ』から無数の『探究の根』を伸ばします。それは、
地上の流行・批評・環境変化などをまったく気にかけません。それらとは無関係のところで「地下世界の冒険」に夢中になっています。
その結果として、『表現の花』が咲くのです。
空間的にも時間的にもこの植物の大部分を占めるのは、目に見える『表現の花』ではなく、地表に顔を出さない『探究の根』の部分です。
長くなりましたが、
『アート思考』とは、『興味のタネ』と、『探究の根』
の部分を指します。つまり、
自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探究をし続けること
なのです。
これが、激動する現代において必要だと言われている『アート思考』なのです。(前回のnoteも参照)
いかがでしたか??
『アート思考』について少しでも理解できたでしょうか?
ちなみに本の中では、あの有名な『モナ・リザ』を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチが紹介されていました。
彼は、「目に見えるもの全てを把握したい」という『興味のタネ』から、アートだけではなく、30体以上の人体を解剖したり、昆虫や鳥が飛ぶ原理を分析したりしていたそうです!!
探究心がすごいですよね…
次回のnoteでは、どのように『アート思考』が誕生したか、について書いていきます!
お楽しみに!!
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