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【インターン卒論】仕事にも自分にも向き合えた人事インターンとしての1年半を振り返る

こんにちは!コドモン人事インターンの宮本です。私はこの3月でインターンを卒業するのですが、今回はその集大成として「卒論」を書かせていただきました。約1年半コドモンでインターンをし、大変だったことや学んだことをまとめています。特に、これから長期インターンを始めたい気持ちのある方やコドモンに興味のある学生の方に読んでもらえたら嬉しいです。

自己紹介:2022年7月にコーポレート統括部の人事グループにインターンとして入社。広く浅く色々なことに興味を持つタイプなので、K-POPアイドルや漫画・アニメ(HUNTER×HUNTER、キングダム)・コスメなど、人からおすすめされた界隈に飛び込んでいってます。最近ハマっているのはスイカゲームです〜🍉

◼︎これまでの経歴

大学では心理学部に所属をしていました。たくさんある学部のなかから心理学部を選んだのは、中学・高校を通して経験した人間関係が影響していると思います。私はこれまで部長や生徒会などを任されることが多かったのですが、リーダーといってもみんなの前に立ってグイグイ引っ張っていくタイプではなく、周りの人たちの相談役のようなポジションで支えていくタイプでした。

そんなポジションにいたので、友達同士のもめごとの間に立つことも結構多くて。友達から「〇〇のここが嫌い!」「△△の考え方が理解できない!」という話を聞くたびに「みんな違う人間なんだから、そんなもんじゃないのかな?なんでそう思うんだろう?」と疑問に感じていました。

ふと母にその話をしてみたところ、心理学系の本を読んでみたら?と勧めてくれたので実際に本を読んでみると、人の考えの傾向や他者を受け入れる考え方など、自分が不思議に思っていることを解消できたんです。そこから人の心を学問として扱う心理学に興味を持ちました。

◼︎インターンを始めようと思ったきっかけ

高校時代からの友人が「アルバイトでは得られない経験ができるし、社会人として働くイメージも持てるよ」とインターンをおすすめしてくれたことがきっかけでした。

「まずはやってみようかな〜」ぐらいの軽い気持ちで最初は特に業界も絞らず、条件面や学業との両立ができるかで候補を探していたのですが、色々な募集を見ていくうちに、人事や総務などのコーポレート系の職種に惹かれていきました。ちょうどその当時、社会心理学のゼミで、「偏見やラベリングが社会や組織においてどのように生じるのか」という勉強をしていたので、組織や人に直接関わることができる人事の仕事はとても魅力的だったんです。それから人事系の職種に絞ってインターンを募集をしている企業をWantedlyで探すことにしました。

そのなかで見つけたうちの一つが「コドモン」でした。もともとコドモンの会社名もサービスも全く知らなかったのですが、ここでインターンをしたいと思った決め手が二つあります。

一つ目は、面談時の印象がとてもよかったことです。オンライン説明会で見たインターン生と社員の方のやり取りが自然で、きっと学生ともフランクに話してくれる方が多い職場なんだと感じました。また、働き方についても学業とのバランスに理解があることやリモート勤務が可能であることなど、インターンと学生生活の両立ができる点も安心できました。

二つ目は、コドモンのサービスサイトのフレーズに共感したことです。ICTコドモンでは「すべての先生に子どもと向きあう時間と心のゆとりを」と掲げています。そのなかでも、「心のゆとり」という部分が心理学を学んでいた私に刺さりました。働く人(コドモンでは保育者の方)の業務省力化をゴールとするのではなく、その先につなげるところまでを想定しているところがとても素敵に思えました。そして、選考を通じてよりコドモンを知っていくなかで「このサービスがもっと広まってくれたらいいな」という気持ちが芽生えていきました。

◼︎実際にインターンをしてみて

採用されてから今に至るまで、人事チームでインターンをしています。現在は主に新卒・長期インターンの採用業務に携わっています。具体的な業務としては、コドモンにエントリーしていただいた候補者の方の面談日程の調整、新卒・長期インターン向けのカジュアル面談の実施、長期インターン生同士の交流会の設計やフォロー等に取り組んでいます。

  • 候補者対応

    • 主に選考フローに沿ったインタビュー(面談)のセッティング

    • 候補者の方からの質問への回答

  • カジュアル面談

    • 新卒ビジネス・長期インターンの候補者との面談

  • スカウト送信

    • 新卒ビジネス・エンジニア・長期インターンの候補者を対象としたスカウトメッセージの送信

  • 採用業務の事務的作業

    • 資料作成やデータの管理、棚卸しなど

  •  インターン生のフォロー

    • 社内のインターン生同士の交流会

    • 後輩インターン生のフォロー

人事インターンを始めたころは定型的な業務が多い印象でしたが、業務内容の変化とともに柔軟な思考や抽象度の高い業務が増えてきたと感じています。次に何ができるかを常に考えながら、着実に社会人として求められるスキルを身に着けられる環境だったと思います。

こんなところが大変だった①:心理を学んでいたがゆえに.....悩みまくったカジュアル面談

人事インターンとして働くなかで特に苦労したのは、自分なりの「会社説明会」のやり方を見つけることでした。

説明会での話し方や雰囲気の作り方は担当者によって様々なのでキャッチアップすること自体も大変でしたし、心理学の勉強をするなかで同じ言葉でも人によって受け取り方が異なると知っていたこともあり、どんな言葉選べば正しく相手に伝わるのか意識し過ぎて悩んでいました。

採用チームのメンバーにそのことを相談してみると「宮本さんは四角い箱があってその中に物を入れてくださいって言われたらどう入れる?」と聞かれました。内心、なんでそれを聞かれているかわからなかったのですが、私の答えは「四角い箱のなかに収まる範囲で整理整頓しながらものを入れる」でした。すると「宮本さんのなかで答えが出てるってことだから、説明会も今ある形にとらわれずにやってみればいいんだよ!」と言われてハッ!としました。

正解を探し続けて悩むよりも、まずは私なりの考えで、動いてみることが大切だと気づくことができ、そこからは「こう伝えたらよいかな?」「この進め方が私としては候補者さんと会話が弾むな!」と模索しながら自分らしいやり方を見つけることができました。

こんなところが大変だった②:初挑戦!後輩のフォロー

もうひとつ大変だったのは後輩インターン生のフォローです。コドモンでインターンを始めて1年半ほどが経ち、私にも後輩のインターン生が3人います。

1人は同じ人事チームのインターン生なので業務上で、他の2人とは「バディタイム(※1)」と呼ばれる時間で関わっているのですが、特にバディの先輩役は同期のインターン生でも経験のあるメンバーがいなかったので、担当することが決まったときは不安でした。

(※1)雑談や相談を通じて会社に早く馴染んでもらうため、新たに入社するメンバー一人ひとりに対し、既存メンバーがサポートにつく制度のこと

普段のコミュニケーションを通じて、接しやすく相談しやすい先輩であろうと心がけているのですが、みんな性格や得意なこともが違うので、それを考慮しながらアドバイスするのは難しいなと感じています。自分の考えばかり伝えていないか、答えを教える前に考えてもらうにはどうやって伝えればいいのかなど、先輩としての壁にぶつかっているような感覚です。でも、教える立場になったからこそ学べることもたくさんあるので思うので、大変ではありますが、後輩との会話を楽しんでいます!

もちろん、コドモンのインターンを通して大変なことだけではなく、よかったこともあります。ここからは私が人事インターンを通じて、成長につながったことをお伝えしていこうと思います。

後輩人事インターンの上原さん✨

◼︎インターンを通して成長につながったこと

人事インターンをしていて成長につながったと思うのは、新卒や長期インターンのカジュアル面談を一人で実施できるようになったことです。私が入社したころは会社説明会という形をとっていて、会社説明資料の内容を覚えて、説明した後に採用チームのメンバーに質疑応答を任せるといった流れで実施していました。

そこから、説明会ではなく一人で候補者の方とお話しするカジュアル面談の形式に変わりました。一人で候補者さんとお話しするので、当日の進行から質疑応答、議事録作成まですべてを自分でこなす必要があります。最初はうまくその場を回すことができなかったり、質問にしっかりお答えできなかったりと、苦しい場面が何度もありました。

しかし、回数を重ねるうちに、相手の人柄や考え方、これまでの経験などを引き出せるような会話が自然とできるようになっていきました。それまでに学んできた「何事も自分らしくやってみる」が生かされた気がします。今では、会社の顔であることに自信を持ちながら面談を実施できるほど成長できたと実感しています。


せっかくの機会なので入社してからお世話になった方に、私の成長したところを聞いてみました!

写真左:採用広報の木﨑さん、写真中央:新卒採用担当の豊田さん

突撃!豊田さん、木﨑さん私の成長したとこ教えてください🎤

私:私の成長したところについてお二人からフィードバックをいただきたいです!

木﨑さん:そうですね〜、初めてのことってキャッチアップするだけでも大変だし「まずは目の前のことをこなさなきゃ!」って感覚になってしまうからこそ、自分が今何に困っているのかや、そもそも何を質問したらいいのかが見えなくなっちゃうと思うんですよね。

インターンを始めたばかりの頃って「困っている事とかある?」って聞かれても「いや特にないな〜」みたいな感覚なかったですか(笑)?

私:確かにその感覚はありましたね....(笑)。

木﨑さん:でも、業務に少しずつ慣れて全体感が見えるようになってからは積極的に相談してくれたり、質問力もすごく上がったなって思います。解消した疑問や課題をしっかりタスクにも落とし込んでくれるので、とても頼もしかったです!

私:そんな風に感じてもらっていたなんて......嬉しいです(笑)。面と向かって言われると少し恥ずかしいですが、豊田さんにもぜひお聞きしたいです!

豊田さん:成長したなと思うところはたくさんありますよ!一言にまとめると「自分でPDCAサイクルを回せるようになった」って思います。

最初のころは、任された業務を着実に実行してくれる印象だったんですが、それがだんだんと、任された仕事に対して自分なりに考えたうえで疑問点や気が付いたことを聞けるようになったと感じています。カジュアル面談を一人で担当しはじめてから、自分で調べて実行に移すことまでできるようになったと思います。

私:そう言われると自分でも思いあたる節がありますね!最初は抽象度の高い仕事が増えた感じがして、正直戸惑いもありました......(笑)。

豊田さん:最初は色々任せてごめんねって気持ちも少しありましたよ?(笑)ただ、一緒に仕事をしていて、これまでの仕事に慣れてきて少し余裕があるかなと感じていたし、せっかくのインターンだからこそ、自分自身の成長を感じられるような経験を積んでほしいと思って仕事を任せてみました。もちろん今では、安心して仕事を任せてますよ〜!

私:そんな考えがあってとのことだったとは全く知らなかったです!できるだろうと思ってもらえたことはもちろん、結果として自分の成長まで結び付けることができてとても嬉しいです。


◼︎今後の目標やこれからについて

私は新卒として4月からコドモンではなく別の会社の人事として働く予定です。

正直、コドモンにするか入社を決めた会社にするかはとても悩みましたが、別の会社でチャレンジすることを決めた理由として、人事として関わる人の数がありました。入社予定の会社は企業規模が大きく従業員数も多いです。なので、それだけ人事としてできることの幅が広く、課題や関わる人の数も多いのではないかと考えました。また、私の性格上新しい道を切り開いていくよりも、色々なことを経験してそれを深く落とし込む方が得意だと思ったので、新卒のキャリアとして幅広い経験を積める選択をとりました。

新社会人として、同じ会社で働く仲間が働きやすいと思える職場づくり、それぞれが自身のキャリアを豊かにできる選択肢がある状態を作ることに尽力したいと考えています!

◼︎最後に

長期インターンとして、迎え入れてくださったコドモンのみなさまにこの場をお借りして厚く感謝申し上げます!力不足な点やご心配をおかけしたこともたくさんあったかと思いますが、約1年半人事インターンとして働けたことは、私の人生のなかでもとても貴重な経験でした。

コドモンで働くみなさんからの「ありがとう」や「助かってます」の言葉をもらうことで、インターンとして楽しくやりがいを感じて働き続けることができました!機会がありましたら、ぜひまた一緒に働きたいと思っています。本当にありがとうございました!


\コドモンでは学生の長期インターンを募集しています!/

「保育・教育業界に興味がある方」「インターンを通じてアルバイトではできないような責任ある業務を体験してみたい方」など、コドモンでのインターンに少しでもご興味のある方はぜひカジュアル面談にご参加ください〜。

きっと優しくて温かい人事の方が迎えてくれるはずです。(もしかすると、私のようにコドモンでインターンをしているメンバーとも話せるかもしれません......!)