4歳の息子に「5才からはじめるすくすくプログラミング」を読んでScratch Jrを教える2
こんにちは、K研究員です。
こちらの記事で、「5才からはじめるすくすくプログラミング」を使って学習し始めたことを書きましたが、今日は実際に息子に教えた際の進め方、調整方法などを書こうと思います。
1章のお話形式になっているところ
最初のほうはほとんどお話で、ひらがなで記載されています。
うちの子はまだたくさんの文字は読めないので、読み聞かせスタイルで進めました。もちろん本人が読めればそれに越したことはないですが、読み聞かせ自体、知育にはいいので、これでいいのではと思います。
ちなみに、塗り絵パートは省略しました。自分の書いた塗り絵が動くのは感動するとは思うのですが、iPadからペンに持ち替えさせるのは少しハードルが高いです。
升目をどう教えるか
第一章は一通りやりました。升目のところは、うちの子には少し難しいのでさらっとやりました。そのため、升目の壁に後でぶつかることになります。
プロジェクト名の入力
プロジェクト名をキーボードでうたせるところは、本の通りだと長すぎて難しかったので「さいしょ」だけ書いてもらいました。
さて、一章を一通りやって、終わりにしようと思って、この先どんなのがあるかを紹介していたところ、「なんでもぱくぱく食べよう」に興味を示し、作りたいと言ってきたので作らせてみました。
なんでもパクパク
これはケーキやキノコをタッチすると上下左右に移動してお口の位置に行き、消えるといったものです。本の中では考えて動かしてみようと書いてありますので、なるべく教えない方針にしました。
しかしこれが難しかった。
升目の概念を理解していないので、私が「升目を数えてごらん」と言っても理解してくれません。4歳になったばっかりの子供にとっては、数えるというのは、猫の数を数えるとか、実際にある物体やその絵を数えることであって、升目を数えるというのはやったことがないからです。
「1,2,3,4,5,6,7・・・12,13,14・・・」
と数えるのですが、全然わかっていないので、正しい数になったら私が止めてくれるだろうと、数えながらちらちら私のほうを見てきます。ここは心を鬼にして、止めませんでした。
何回かやっていると、理解はできないまでも、うまく数が合うことがあるので、方針を変えて、「適当に数を選んで、動かしてみて。それで足りなかったら数を足せばいいし、通り過ぎちゃったら減らせばいいから」と説明しました。プログラマーもこのようなトライ&エラーでアルゴリズムを作ることは結構あります。
しかし、これも理解できず・・・
最終的には何度もやるうちに完成しましたが、升目だけを教えてもいいかもなと思いそういう教材を作ってみました。
そのあたりの話は今後書いていきたいと思います。
ちなみに本はかなり食いついていて、朝起きたら一人で本を発見して読んでいました。
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