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書家から学ぶプログラミング

お疲れ様です。Y研究員です。プログラミングの勉強法「写経」を研究しています。今日は書道の達人からプログラミングの上達法を考えたいと思います。


キッカケは、

過去には「弘法も筆を選ばず」という諺から、いろいろなエディタを試す記事を書きました。調べてみると元の諺は弘法大師ではなく「能書家は筆を選ばず」だったことが分かりました。そこから考えたのは、「能書家というのは誰か」です。能書家は書の達人らしいですが、誰か知らなかったので調べてみました。

意外な人も「能書家」

Wikipediaでざっと調べてみました。能書家というカテゴリーがあったので、日本の能書家を深堀りしました。そこには空海(弘法大師)と並んで最澄がいました。他には宮本武蔵や一休さん(一休宗純)の名前もありました。

その他の名前もあったので、能書家のエピソードを探してみました。空海は遣唐使で漂流したときに、その達筆ぶりで現地の人に身分を示したと聞きます。そこで似たような話がないか探りました。

小野道風

引き続きWikipediaを読んだら、小野道風(おののみちかぜ)という能書家のエピソードを見つけました。皆さんは花札の柳の札を覚えているでしょうか。柳が垂れ下がってカエルと人物が描かれている札です。どうやらこの札は、道風が書を深めるお話が描かれているようです。

お話は以下のとおりです。カエルが遠くから柳に飛びつこうとしていましたが、何度も失敗していたそうです。道風は「そんな遠くからは無理だろう」と思っていたところ、風が吹いて柳の葉が動いてカエルは飛び移ることに成功したそうです。諦めることなく続けよ、と教えるお話でした。

終わりに

プログラムを書いていると、もっとうまく書ける気配を感じることがあります。自分でも納得の出来となるまでには時間はかかりそうです。それまで修練は続けたいものと思いました。

参考にした記事

Wikipediaの他には小野道風の出身地である愛知県春日井市松河戸町のページを参考にしました。昔から書道の教育が盛んな様子です。Noteにも記事かあったのでリンクしておきます。

http://matsukawado.net/img/file246.pdf


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