サウナの湯気@エストニア
お疲れ様です。Y研究員です。エストニアのサウナについて書いています。今日は「サウナの湯気」についてです。フィンランド語で「ロウリュ」です。エストニア語は「レイル(Leil)」です。
サウナの湯気とは
ストーブの上に熱せられた石が乗っています。その上にお湯をかけます。そうすると、熱い湯気がジューっと立ち上ってサウナ中に充満します。この湯気が体を温めます。お湯に少しだけアロマを混ぜると、湯気もいい匂いがします。
どうやってやるのか
サウナの中に、取っ手がついた桶と柄杓があります。柄杓でお湯をすくって、石にかけます。大きいサウナだと2−3杯くらいやります。小さかったら1杯でも十分かと思います。豪快にぶっかける人と、チョロチョロやる人がいます。チョロチョロ派のために、持ち手で水を流す柄杓もあります。
気をつけること
公衆サウナなど、他の人がいる場合は少し気を使います。どれくらい湯気を出すかは好みが分かれるので、初めての場合は様子を見ながらやります。
だれかがヴィヒト(枝葉をまとめたもの)で体を叩き始めたら、阿吽の呼吸で湯気を出してあげると喜ばれます。たまに桶が空っぽになっています。サウナ部屋を出るときに、桶にお湯を足してサウナ部屋に戻す気遣いも良いでしょう。
アロマを使う場合も気をつけます。いつも入れる前に一言っている様子を見ます。ヴィヒトにする木(白樺とか)のアロマが定番です。
どのへんがエストニア式か
日本では「熱波師」みたいなのを見ますが、エストニアでは個人プレーです。自分で好きなようにやります。たまに友達の背中を叩いてる人はいます。サウナの温度は100℃くらいなので、湯気も熱く感じる場合があります。そのときは一段下に座ると軽くなります。
湯気を出して全身で浴びてから出るのが普通のパターンです。レイルのないサウナはエストニアのサウナではないくらい大事なものです。
次回は、
E研究員からノンアル飲料について質問がありました。次回はエストニアのサウナで飲むノンアル飲料について書いてみます。
それではまた!
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