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4才になったばっかりの息子と学習用動画を見ながらScratchJrをする

K研究員です。こんにちは。

以前の記事で、一通りのことはやってこれ以上は教材が必要だという話をしました。4才では、メッセージやタッチイベントの使用、画面遷移等のいろいろ考えないといけない機能は「好きなようにやっといて」ではなかなかやってくれません。

今回はYouTube上に上がっている動画を使ってやってみようと思います。動画を見るのに使ったのはYouTube Kidsというアプリで、時間を制限できるので、子供に動画を見せる時はこれで見せています。

右上の検索でScratchJrと打つとそこそこScratchJrの動画が出てきます。

今回一緒に見た動画は次の二つです

1.迷路の動画
2.動物レース

どっちを作りたい?と聞くと迷路と迷わず答えました。

迷路は御覧のように、メッセージ機能を使っていて、上矢印をタッチすると青いお手紙が送られて、青いお手紙をコマが受け取ったら上に移動するということをします。こういう複雑な機構はやはり教材がないと教えづらいところがあります。

教え方の手順はこんな感じです

1.まずは迷路を自由に書かせる
2.スタートとゴールを描かせ、スタートにコマを置かせる
3.矢印を書かせて、タッチしたらお手紙を送るようにする。最初は親が手本を見せてみて、2個目の矢印からは子供にやらせる。矢印を描く、手紙を送る、受け取るは一つずつ全工程をやると子供が残り一つぐらいは全工程自分でできる
4.できたら動くことを確かめてもらう。動かなかったりするので一緒に考えて直す(デバッグ)
5.その後は自由に遊んだり、自由な要素を付け足してもらう。できたらお母さんに持ってってもらって遊んでもらうように促す

今回は、壁にあたったらとかゴールしたらクリア画面というのはちょっと煩雑になるので止めました。

できたのはこちら。

コマは安定のE5系はやぶさです。飽きてしまって右向きの矢印は作られませんでした(後日追加されました)。このぐらいカオスでもおおらかな気持ちで作らせるのがいいと思います。

やっぱり苦労するのがメッセージ機能(お手紙)のところ。

青色のお手紙を出してはやぶさはそれを受け取ってと説明しましたがなかなか理解は難しいかもしれません。まあそんなものでしょう。

この後、はやぶさをタッチすると独自の動きをする機能が追加されたり、お母さんに遊んでもらったりしました。妻は、こうやってメッセージを使って動くゲームを作るのかと感心していました。


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