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サウナを潤す石@エストニア

お疲れ様です。ほぼ日でエストニアのサウナについて書いています。今日はレイル(湯気)を出す石について書きます。実はエストニアにとっても石は大事なので、まずはそれについて書きます。

エストニアの石

エストニアには火山がありません。なので溶岩から出来た石がエストニアにある場合は、氷河期に押されて運ばれてきた石です。取り残された石がエストニアのあちこちにあります。巨大なものだと、国のシンボルとして登録されています。ボルダリングでよじ登る人もいます。

サウナの石

レイルを出す専用の石はサウナ専門店やホームセンターで売っています。選ぶ時には耐熱や蓄熱がよく、不純物が入っていないかを見ます。特に硫黄が含まれていると、湯気が臭くなったりサウナが錆びるので良くありません。人工のセラミックだと耐熱性は良いですがお高いです。

熱風が上がるように隙間をあけてストーブの上に積みます。熱を蓄えるためには、一番上に小さめの石を密に置くようにします。使う前にサウナより少し熱い温度で焼入れをします。その時は水をかけません。

週3回つかう場合は1年、または300時間を目安に交換します。サウナが暖まりにくい時は、石が砕けて熱風が上がりにくくなっている場合もあります。

次回は、

エストニアのサウナハット事情について書いてみます。着用率は公衆サウナの男湯で2−3割くらいです。

それではまた!

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