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「写経」のネタになりそうな本、3選

お疲れ様です。Y研究員です。プログラムの習得法「写経」の研究をしています。今日は「写経」のネタになりそうな本を3つ紹介します。


プログラミング言語AWK 第2版

プログラム言語の開発者が書いた本は、言語の本質が語られていて役に立ちます。自分はC言語の本でそれを体験しました。この本もAWKの開発者が書いた本なので、同様な効果が期待できます。

AWKは古い言語ですが、大量のデータを扱う現代に通用するツールです。Pythonでデータ処理をしていると、メモリに乗らない場合もあります。テキストの処理ならAWKで解決できる場合も多いです。計算や集計にも使えます。長々とスクリプトを書くような作業が、AWKで一発解決する事もあるので身につけておくと役に立つと思います。

しかもこの新しい改訂版はCSVやUnicode対応するらしいです。データサイエンスだけでなく、インフラ系やフルスタックWeb系の人にも良いかもしれません。

Real World Haskell

関数型言語の本です。少し毛色が違うので、研究用言語と言われます。しかしこの本では実践的な例を多く紹介しています。データベースやウェブアプリまでカバーしているので興味深いです。

完全な関数型で使える人が比較的少ないので、実際のプロジェクトで使う場合には注意が要りそうです。ただ、Haskellの書き方を身につけると他の言語で書く場合にも役に立ちそうです。完全に関数なので、入力が一緒なら出力も一致します。

「教養はすぐに役に立たないもの」と言われます。なのでコンピューターの教養を身につけるつもりで読んでみると良いかもしれません。

プログラミング文体練習

前にこのブログで取り扱った本です。単語の出力頻度を40のスタイルで書きます。Pythonはどんなスタイルにも対応できて凄いと分かります。練習問題では必ず他の言語でも実装してください、とあります。なので次の一周として仕事で使っている言語で実装してみようかなと思いました。

継続アウトプットするために「写経」

別な場所で継続的にアウトプットするための指南を見ました。パターンは人それぞれと書いてありました。自分の場合は「写経」になると思います。「写経」した内容について直接の記事にもできます。そこから気になって調べた内容を書くことも出来ます。

どうやら後者のほうが読んでもらえる記事になりやすいと分かりました。小学生の時に指導された読書感想文と似たような感じですね。頭が悪かったので「本の内容をそのまま書いても感想文と言わない」と指導されても理解できてませんでした。。。

次の「写経」ネタに迷っています

ここまで3つの本を紹介しました。どの本からやるか迷っています。AWKの本は「シェル芸」界隈で話題になっているので、注目されそうです。Haskellはマニアック過ぎなのでウケは悪いと思います。しかし深みは出そうです。文体練習は効果が割と保証されているので安心できます。仕事ですぐに役立つかといえば文体練習が一番だと思います。

どの本も1章は無料で読めるので、全部やってみて反応が良さそうな本にしてみようかなと思いました。

それではまた!

紹介した本や記事


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