都市モデルでつながるプロジェクト ~フィールドワーク編~
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都市モデルでつながるプロジェクト ~フィールドワーク編~

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こんにちは!CODESIGN TOKYOの福永です。オフィスの話や働き方の話に始まり、前回は私たちが以前実際に行ったプロジェクトの始まりのお話をさせていただきました。今回の具体的にどんなことを行ったのか、見ていただけましたらうれしいです。

都市モデルでつながるプロジェクト『HONEY TRACERーあなたの想いと都市をつなぐ』 

画像11都市モデルでつながるプロジェクトは、フィールドワークを通じて多様な声を集め、都市モデルでみんなの声を共有し、まちの未来を考える取り組みです。

都市モデルの話、私たちの想いや、プロジェクトの始まりの記事はこちらになります↓↓

プロジェクトの流れをおさらいします。

Step1. 多様な声を集める
Step2. 都市モデルをつかってみんなで共有する
Step3. 共有したデータをもとにまちの未来を考えてみる

様々な専門分野の方たちと一緒にStep1.から進めていきます。

1.子育て世代を対象に声を集めて、体験してみる


プロジェクトのビジョンが決まり、実際に始めるにあたってまずは、

Step1. 多様な声を集める

ということから、フィールドワークを行いました。

2019年5月5日「子供の日」に、第一回目のフィールドワークとして、渋谷で子育て世代を対象に声を集め、実際に体験してみることを目的とし、渋谷スペイン坂周辺をベビーカーを押しながら歩いてみました。

私は息子がベービーカーを利用している頃、渋谷に家族で行ったことが何度かあります。正直なところ、ベビーカーでは大変な街で、「抱っこ紐だけで行った方が絶対楽!!!」とも思ったこともあります。「小さい子を連れていく街じゃない」とも言われた経験もあります。しかし、渋谷に子供を連れていく用事もありますし、商業施設も充実しているので、実際に街を歩いていてもベビーカー持参の家族連れや親子を見かけます。子育て世代はこの渋谷で何を探していて、どんな声があるのでしょうか。

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渋谷のスペイン坂周辺では、ロフトやハンズ、そして無印良品やパルコがメインスポットだと考えられる事から、フィールドワークを行うルートを事前に設定しました。当日には、ベビーカーに子供の重さ分のペットボトルをのせ、いざスタート!この日参加したメンバーで子供がいたのが私のみで、あとはベビーカー未体験。順番にベビーカーを押しながら渋谷の街を歩きます。

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ベビーカーは子供が振動をあまり感じないような設計がされていますが、小さな段差でもタイヤがつまづいてしまうことがよくあります。また、建物の出入り口の階段は、たとえ数段でも、小さな子供を連れてベビーカーを持つのは大変です。屋内の移動では、エレベータが混雑していてなかなか乗れない!そもそも、エレベータが見つからない!という場所が多く存在しました。

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そして、ベビーカーの移動の問題だけでなく、子供と一緒に出掛けるのには、おむつ替えの場所、子供用トイレ、授乳室、休憩所なども必要です。今回のフィールドワークでは、子供用の施設がどこにあるのか調べ、マッピングしていきました。

各階のフロアマップがエントランスの近くにあるのか、ベビーカー持参で確認できる場所にあるのかなども重要と感じました。

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ベビーカーと一緒に入れるトイレは上の方の階であることが多く、また、男子トイレにはおむつ替えスペースや、個室に入った時に子供を座らせる椅子がない場所も多く存在します。狭い個室だと、ベビーカーを持ったまま入ることができない場所もあります。小さい子が使う補助便座がかけてある場所もありました。

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フィールドワーク終了後、「屋内」「屋外」「街全体」とわけ、実際にどんなことがあったのか、どのように街を歩いて感じたのかをメンバーで振り返り、第一回目のフィールドワークを終了としました。

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実際にベビーカーを押し、街を歩いてみることで、子育て世代が感じている様々な声を集め、実感することができました。

2.都市モデルをつくるために必要な情報を集める

2019年7月20日に第二回目のフィールドワークを行いました。前回のフィールドワークで集まった声を活かし、Step2.で必要となる都市モデルを作る上で必要な情報、渋谷の街の中の段差や高低差、建物内部のトイレの場所、数、種別、エレベータの大きさなどを調べます。今回の参加メンバーは、色々な専門分野の技術・スキルを持った方々です。測量関連の方、建築家の方、他にもいろいろな業種の方が集まり、各専門分野での声を聞きながらフィールドワークを行い、前回とはまた違った雰囲気でした。

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街を歩き、都市モデルを作るうえで必要な情報を集めていきます。まずは、高低差を調べる必要があります。アプリで坂道の傾斜を測り、階段の段数・踏み面・蹴上を調べました。屋内では、エレベータの大きさを実際に測ってみました。

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フィールドワークは、気になった点などをメモしながら行いました。そして、フィールドワーク終了後、メンバーと一緒に気づいたことを振り返り、共有しました。同時に、このあと都市モデルをつくるために必要な情報をまとめる作業もしました。

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フィールドワークでは、ベビーカー未体験だったメンバーが「ベビーカーで歩くのって、こんなに大変なんだね!」と言っていました。ちょっとだけでも体験することで、見える世界が変わってきますよね。

今後は、都市モデルを作る手順や『Step2. 都市モデルをつかってみんなで共有する』のお話をします。こちらもフィールドワークのメンバーに加え、多くの様々な業種のメンバーに参加していただきましたので、そちらもご覧ください。


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