2DAYS コードキャンプ@早稲田実業
2021年7月11日、コードアベンジャーズはエデュケーション・ニュージーランド(NZ政府留学促進機関)と共催で、早稲田実業学校にて英語で行う2Daysコードキャンプを実施しました。
これまで世界各国で1~3日間のコードキャンプを主催してきましたが、日本でのコードキャンプはコードアベンジャーズにとって初めての取り組みとなりました。
早稲田実業学校からは有志の学生14名が参加してくれました。ほとんどの生徒さんは日本国内での英語学習の経験しかなく、プログラミングやコーディングの専門知識もありません。
10時の開始時刻に集まった生徒さんたちは皆、一様に強張った面持ち。コードアベンジャーズからは対面トレーナーとしてリトとトッド、それにオーストラリアからはズームでスティーブが参加しました。3人が笑いをまじえた自己紹介をして、緊張をほぐします。
※スケジュール
コードの学習に入る前の「マシュマロ タワーチャレンジ」はチームビルディングのスキル構築に用いられるアクティビティです。チームでビッグサイズのマシュマロとパスタをつかって高いタワーを作る指示がでました。チームワークやリーダーシップ、それぞれの性格をお互いが理解しあい、良いチームをつくることが目的のこの課題。生徒さんたちはすぐに笑顔で打ち解けて、とてもいい雰囲気のキャンプになってきました。
コードアベンジャーズはニュージーランド生まれのEdTech企業ということで、この日の課題はHTMLを用いて「ニュージーランドに関する」ウェブサイトを作成する、というもの。開始前のニュージーランドのイメージは「羊」と「ラグビー」に支配されていましたが、調べていくうちに生徒さんたちから「コロナが終わったら行ってみたい」という声が聞こえてきて、大使館の方もうれしそう。
昼食をはさんでレッスンは続きます。身振り手振りを交えながら英語でレッスンが行われるので、聞き漏らすまいとする生徒さんたちの顔は真剣そのものです。「ふだんは英語に加えて何かを勉強する、ということがあまりないので生きた英語をつかっていることが面白い」と生徒さん。
チームの中でアイデアを出して合意し、さらにそれを思うように表現するために学んだばかりの技術をつかう、という非常に難しいタスクでしたが、それぞれのチームが上手に議論を進めながらイメージを実際にかたちにしていくことができました。
7月14日 プレゼンテーション当日
本来なら渋谷区のニュージーランド大使館で発表と表彰式が行われるはずでしたが、緊急事態宣言の発出により急遽オンラインでの発表に変更となりました。主催側も生徒さんたちも訪問を楽しみにしていたので、非常に残念でしたが、オンラインで行われたプレゼンテーションは生徒さんたち全員が全力を出し切った素晴らしいものでした。
ニュージーランド大使館、エデュケーション・ニュージーランド、コード・アべンジャーズ、早稲田実業学校、早稲田大学の関係者の前で全チームが堂々と英語でプレゼンテーションをしました。講評では、コードの知識がない段階からわずか6時間弱で完成させたウェブサイトの完成度やその内容、また英語でのプレゼンテーションについて、非常に素晴らしかったというコメントが相次ぎました。
コードアベンジャーズでは今後もプログラミングに興味のあるすべての子どもたちが、学びを深めることのできる環境づくりに取り組んでいきます。
参加者の声
とても楽しかった。普段は体験できない英語をつかった授業がとてもよかった。もう1日つかって、もっと多くを学びたかった。
これまでコードという言葉も知りませんでしたが、今回ウェブデザインの根本を知ることができました。大学の学部や文理選択の時期が迫るなか、今まで自分の中になかった選択肢に気づいたことは大変有意義な経験でした。
英語とプログラミングは得意だと思っていたが、今回参加してみて、自分の弱点に気づくことができた。
コードというものに初めて触れましたが、本当に楽しかったです。難しいところもチームのみんなが手伝ってくれてなんとかやりきることができました。
英語が苦手な私に、丁寧に何度も簡単な英語で説明してもらいました。1日中英語を聞いていたら、なんだか不思議な感覚になりました。
また参加したいです!!!Kia ora!!!
生徒たちがチームワークを発揮し、主体的に課題に取り組む「コードキャンプ」にご興味をもっていただいた学校や民間スクールの関係者の方、また企業スポンサーによるコードキャンプの実施については、こちらまでご連絡ください。
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