【募集は終了しました】 短歌好きのみなさま 宇宙杯へのご応募はお済みでしょうか。
先日 放送されていました こちらの番組でも選ばれました
石川啄木の
不来方のお城の草に寝転びて
空に吸はれし
十五の心
不来方→こずかた 岩手県盛岡城のこと
を教科書で見かけたのが 私の短歌との出会いだったように思います。
それから 啄木の妻の石川節子を扱ったこちらのドラマの奥田英二がすてきだったので(笑) 石川啄木ファンになりました。
生前の啄木は 決して恵まれていたとはいえず 借金地獄の日々でした(;´д`)トホホ
それゆえに
友がみな我より偉く見ゆる日よ
花を買ひ来て
妻と親しむ
とか 本当に好きな作品です。
戯れに母を背負ひてそのあまり
軽きに泣きて
三歩あゆまず
働けど働けど尚我が暮らし
楽にならざり
ぢつと手をみる
百姓の多くは酒をやめしといふ
もつと困らば
何をやめるらむ
きしきしと寒さに踏めば板軋む
帰りの廊下の
不意のくちづけ
小奴といひし女のやはらかき
耳朶なども
忘れがたかり
小奴→こやっこ 啄木の馴染みの芸者
女→おなご
耳朶→みみたぼ みみたぶのこと
短歌ってホントいいですね(^▽^)/
こちらが 詳しい募集要項
宇宙杯 短歌担当の短歌愛あふれる記事の数々
短歌(和歌)にまつわる味わい深いエッセイ
さあ あなたも みそひともじの世界へ
漕ぎ出そう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?