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自己満足の罠

人生を変えるには、具体的に行動に移すことが大事です。そんな事はいちいち言われなくても当たり前かもしれませんが、意外とできてないことがあります。

自分を変えるきっかけを得ようと、いい本を読んだ、いい話を聞いた、海外経験をしたという人もいるでしょう。もちろん全て素晴らしいことだと思います。ただ、それで具体的に何を変えたんですか?と言われると、意外とみんな「えっ、、」と答えに詰まります。

僕もいつかは自分で仕事したい!という思いから、経営本を読み漁っていた時期もありますが、それで何か具体的に行動に移したのかと言われると、自己満足で終わってしまっていた時期もあります。人の話を聞いて「勉強になりました!」と答えてしまいがちでしたが、これでは全然行動に落ちていません。

経験にはもちろん価値があります。ただ、その価値はその後の行動と結果で決まります。経験することに満足して、何か変わった気がする!と悦に浸って終わってしまったら、折角の経験も宝の持ち腐れかもしれません。アクション映画を見て、なんか自分が少し強くなった気がする!と意気揚々としている状態です。笑
その経験を受けて、その後、具体的にどう行動するかのほうが大事です。先程の子供の例で言えば、強くなりたければ、ジムに通うなり、格闘技を習うなりする、具体的に行動を変えましょう、ということです。

大前研一さんの有名な言葉に、こんなフレーズがあります。

人生を変えたければ
・住む場所を変えること
・時間配分を変えること
・付き合う人を変えること
この3つしかない。最も無意味なことは、決意を新たにすることである。

例えば「よし!ダイエットを頑張ろう!」と決意したならば、その決意を具体的な行動、環境づくりにどれだけ向けられるかが大事になってきます。
・ジムに通う
・痩せてる人と一緒に過ごす
・朝にウォーキングする習慣をつくる
具体的に変えれば、結果は伴いやすいです。

僕は意思が弱い上に忘れっぽいです。何事も三日坊主、そんな自分もよく認識してます。だからこそ、人一倍、環境づくりと仕組み化を意識してます。
土日の朝は本来昼まで寝ていたいタイプ笑、それを変えるために友達と朝活を始めました。人と約束があれば起きるからです。
大事な予定や日々のタスクは全てアラームやリマインドをかけ、仕組みで気づくようにしています。
また定期的に経営者の方と話をするようにもしてます、自分1人では消えかける火が再燃焼するからです。そして、いい話、いい学びがあれば、具体的に3つ以上のTODOリストに落とし込みます。

自分の気分や感情、意思をコントロールすることは難しいです。ただ、それを仕組み化し、タスク化し、必要な環境に身を置くことは管理下にあります。
気分が上がった後にどれだけタスク化し、その為の仕組み化をするかで、具体的に習慣が変わり、その後の結果が変わってくるのではないでしょうか。

自己満足で終わらず、行動を変えることで、自分の経験の価値を何倍にも高めていけたら最高ですね。

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