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イメージによる民意

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

人が物事を選択する時の決め手は何か?
友達と話していて、思うことがありました。

もちろん、全員「自分の意思」で決めていることは間違いないと思うのですが、その「自分の意思」に大きく影響を与えているものは何か?という話です。

色んな要因があるのでしょうが、大きく影響を与えているもの、それは「なんとなくのイメージ」です。

もっとわかりやすく言えば、「有名」か「有名じゃないか」だと思います。


みなさんは、シャンプーを買う時、何を決め手に買っているでしょうか?

美容専門とか、美容が好きな方なら、もれなく裏面の成分表をよく見て、購買に至るのでしょう。

ただ、それ以外の人達の多くは「なんとなく有名なやつ」で意思決定してることが多いのではないでしょう。

実際のところ、「あー、CMでやってるやつだ」「好きな女優さんが使ってたやつだ」など、なんとなくのイメージで、人は購買に至りやすいと思います。
(実際どんな成分が入っているかは、さほど問題にしません)


「有名」ということは、それだけ価値が認められたもの、それ故、選ぶ価値のあるもの、という見方も、もちろんできると思います。

ただ、逆をいえば、それほど質が良くなくても、広告費を積めば売れてしまうということです。

そこに、僕らの判断を全面的に委ねていいものなのかは、やはり考えなくてはいけません。


それぞれの、ものの購買なら、なんとなくのイメージでもいいのかもしれませんが、これが政治となると、民意はなんとなくの印象操作により、あらぬ方向に傾くこともあり得ると思います。

そうなった時に、なんとなくのイメージだった、そんなの知らなかった、では済まないかもしれません。


大事な意思決定、自分の人生に関わる事に関しては、やはり他人から与えられたイメージではなく、各人がしっかりと判断できるくらいの知る努力は必要なのだと思います。

自分はイメージで物事を判断していないか?
何か判断を仰がれた際には、思い出してみてほしいと思います。

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