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正論で人を判断しない

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

なんでも「あるべき論」で語る人がいます。

「学生とはこうあるもの」
「上司部下とはこうあるもの」
「会社とはこうあるもの」

などなど。

もちろん、あるべき論を持つことはいいですが、それによって他人を裁くのはどうかなと思っています。

確かに「正論」なのかもしませんが、
「正論」とは自分が守るものであり、他人に突きつけるものではないと思うからです。

僕も「あるべき論」を周りに振りかざしてしまったと反省することがあります。

「あるべき論」は人を遠ざけます。
言っていることは正しい。ただ、なんでも正論で測られると、周りの人は居心地が悪くなります。
隙がない、近寄りづらいと、人が離れていきます。

そもそも、完璧な人なんていないですし、必ずしも正論だけでは判断できないこともあるという「余地」を残しておくことが大切だと思います。

そして自分の尺度で全てを測らないことも心がけています。

自分ではありえない!と思ったことでも、その人にとってはその人なりの考えがあります。
そのことをまず理解しようとすることが大事だと思います。

頭ごなしに決めつけるのではなく、「その人と同じ状況だったら、自分も同じことをしたかもしれない」と思えるかどうかです。

その上で、改善すべきところは、一緒に考えながら進んでいきます。

カッとならずに、まず受け入れること。
人としての器が試されるところなのかもしれません。


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