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手段と目的

こんにちは。かけだし社長の小寺です。

本来、目的達成のために、手段があるべきだと思いますが、
たまに手段が目的になっている人を見かけます。

よく見る例だと、大学受験や就職活動がそれにあたります。本来は、その大学に、またはその会社に入って、何を学びたいのか、その先に何を成し遂げたいのかが大事なはずです。
ただ、大学や会社のネームバリューばかりを気にして、受験に合格すること、就職できることが目的になってしまっている人も多い気がします。

旅に例えると更にその違和感に気が付きます。
京都に行きたいから新幹線に乗る。
ハワイに行きたいから飛行機に乗る。
どこに行きたいか(目的)を決めて、初めて乗り物(手段)が決まるはずです。旅行をしよう!というときに、何で行く?と、目的地より先に乗り物から決める人はいないですよね。でもこれをやってしまっている人が多い気がします。

僕自身も目的より先に手段が先行していしまっていた人の1人でした。ものづくりをしたいから、なんとなくエンジニアになる!と思って情報系の大学に進み、ITベンチャーに就職しましたが、そこからは割と思考停止してしまっていたと思います。
大事になのは、その仕事を通して、その先にどういう人生にしたいのか、何を成し遂げたいのかのはずなのに、日々の忙しさに追われ、先のことなんて見ていませんでした。こうなると人生がミステリーツアー、迷子状態です。

迷子になったときは一度立ち止まって、自分はどこに行きたいのかと目的地を再設定する必要があります。
そして目的地が決まったなら、今乗っている乗り物が目的地にたどり着くのかを考え、そうじゃないと思うなら、勇気を出して乗り物を乗り換えることも大事だと思います。

手段はあくまで目的達成のためにあります。
目的のために、手段も柔軟に対応していけるといいですね。

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