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集まる理由が離れる理由

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

商売において「どうやったら人が集まるのか?」は重要な課題です。

採用においては、優秀な人材の獲得。
集客においては、リピーターとなる顧客の獲得。
各社、様々な工夫をこらして、人の獲得に精を出しています。

僕も仕事やプライベートで、どうやったら人が集まるのかを考える機会は多いですが、その時に大事にしている観点があります。

それが、「何に人が集まっているかを大事にする」です。


企業について考えてみましょう。
人が集まる理由はいくつかあります。

・給料や福利厚生がいいから
・成長企業だから
・商品やサービスが好きだから
・スキルアップやキャリアアップできる場だから
・会社のビジョンや社長の志に共感したから


そして、次に考えるのが「定着」です。

募集は人が集まって終わりではありません。
企業においては、折角募集し育成した人材が、離れていくのは避けたいところです。
離職率を如何に低くするか?というのも大事な命題です。

そしてここで押さえておきたいのが、
「集まる理由が離れる理由」ということです。


給料がいいから集まってきた人は、もっと高い給料を払ってくれる会社が現れたら転職します。

商品やサービスが好きで集まってきた人は、他に好きな商品やサービスが登場したら、そちらに流れます。

いつも、集まる理由がその人のコアバリューであり、同時にその人の離れる理由になっています。

そう考えると、その人に提供するコアバリューの選定は、慎重にならなければいけません。

先程の例のように、お金やサービスなど、競合他社に簡単に真似されてしまうもので勝負すると、瞬間風速で人は集まるかもしれませんが、その後人が離れる可能性は大きくなります。

ではどうすればいいのか?
それは、他には真似できない、唯一無二のコアバリューを提供することです。

そしてそのコアバリューは、
多くの場合、「人」にあると僕は思います。

・社長のビションや志
・先輩上司の人望
・チームの活気や想い
これらの類は競合が現れにくいです。

僕も仕事をする上で、エンジニアとしての技術以上に、あなたと仕事したいと言ってもらえるかを大事にしています。

自分の魅力、看板に集まってくる人は、
自分を磨き続けている限り、強い繋がりを生むと思います。

目の前の人が集まっている理由は、
自分だから提供できているものなのか?
それとも自分じゃなくても提供できるものなのか?

小手先の人集めに囚われず、
人が集まる唯一無二のコアバリューを磨くこと。


僕も改めて大切にしていきます。

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