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漁師が森を育てる理由

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

最近、ビジネスマッチングアプリでも、色んな方にお会いします。
オンラインではありますが、今日お話させていただいた方も素敵な方でした。

周りの経営者、ビジネスパーソンを見ていて、仕事で成果をあげている人の共通点に
人に喜ばれる仕事をする
というのがあります。

これ、当たり前のようで、実際に貫くには、かなりの根気とエネルギーがいると思います。

というのも、人に喜ばれるという行為の中には、
自分の仕事にとって直接的な利益にならないことも、多く含まれているからです。

例えば保険屋さんなどは、それが顕著に現れます。
保険でも成績優秀な方達は、自分の目先の利益よりも、相手にとって喜ばれる仕事を優先している印象を受けます。

お客さんが会いたい人材を紹介したり、
保険と全く関係ない、有益な情報を提起したり、
とにかく相手がどうやったら喜んでもらえるか?を考えてます。

一方で、かけだしの営業マン、まだまだこれからだって人達は、二言目には「保険の話」が飛び出します。
とても仕事熱心ですし、それが悪いわけではないのですが、本当にこちらのことを理解しての提案なのか?と、たまに不安になります。


短期的な利益を見たら、営業に直接繋がる仕事だけしていればいいのかもしれません。
ただ、長期的に見た時に、人を大事に、人間関係を大事に、土壌を整えることは、回り回って自分を豊かにし、その先の長期的な繁栄に繋がっていくのだと思います。


漁業を続けたければ、森を育てよという話があります。
魚を釣るだけなら、ずっと漁に出ていればいいわけですが、長く漁を続けたければ、森を育てるそうです。

森は土壌を耕し、耕された土壌から作られた栄養素が、川に沿って、海に流れ出でます。
そうすることで、海の栄養素も豊富になり、プランクトンの育成、そして魚の育成に繋がります。

一見すると無関係に見える、森と海は、実は密接に関係しています。

仕事と人間関係もこれと同じだと思います。

仕事場に栄養を与えるのは、人間関係から生み出される豊かな土壌です。

漁師が森を大事にするように、
長期的に繁栄していこうと思えば、
目先の利益だけではなく、人間関係の土壌を耕すことを忘れてはいけないですね。

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