見出し画像

クロノスとカイロス

こんにちは! 
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  

僕らが普段何気なく感じている「時間」という概念。
ギリシャ語には時を表す言葉として、
クロノス」と「カイロス」という、2つの概念が存在しています。

「クロノス」とは客観的な時間概念です。
日付や時刻など、僕らが普段「時間」と意識しているものが、「クロノス」の時間概念に近いことになります。

一方で「カイロス」という時間概念は、人それぞれの主観的な時間概念を指します。

例えば、楽しかった時間はあっという間に過ぎてしまいますが、退屈な時間というのは何時間にも感じてしますよね。

「カイロス」とは、その人に起こる事象、出来事による相対的な時間感覚を表すわけですね。
「時間」そのものを楽しむ感覚に近いでしょうか。
アイシュタインが時間は人によって流れる速さが変わると提唱した、相対性理論にも通じるところがあります。


そう思うと、現代人は誰かが決めた「クロノス」時間に追われすぎているかもしれません。

社会に出ると、世の中の常識、ルールに良くも悪くも染まっていきます。自分はどう思うか?を押し殺して、他人軸で生きてしまうことはあるかもしれません。

忙しい現代社会こそ、誰かが決めた概念に縛られるのではなく、自分はどう感じるか?を、今一度大切にしてもいいのではないでしょうか。

同じ1時間でも、どんな価値をつけるかは自分次第。

時間に追われるのではなく、時間を楽しむという感覚を持っていれば、充実した毎日を送ることができそうですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?