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誹謗中傷はなぜ起きるのか

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

ビジネスをしていると、応援者もいれば、色んな反対意見や批判を受けることもあると思います。

そういう意見は、ビジネスを改善し、成長させる上で、とても貴重で有難いのですが、時に誹謗中傷にも近い、心ない意見というのも飛び出します。

政界、スポーツ界、芸能界、色んな場面でも誹謗中傷は見かけますが、それによって追い詰められる人もいます。

意見は自由ですが、人権や尊厳を傷つけるような発言、行動はいかがなものかと思います。

いつの時代も誹謗中傷はなくなりませんが、そもそもなぜそういった行動に至るのか、今回自分なりに分析をしてみました。

快楽を得たい

理由のひとつに、誹謗中傷することで快楽を得ているという話があります。

シャーデンフロイデという言葉があります。
Wikipediaを調べると、以下のように定義されています。

シャーデンフロイデ(独: Schadenfreude)とは、自自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情。

なかなか認めたくないですが、人の本質として備わっているのかもしれません。

「人の不幸は蜜の味」ともいいますが、人の不幸を見ることで一種の快楽物質が出ているそうです。そしてお酒やタバコのように、依存性があります。

これを回避するには、他に打ち込める趣味や目標を持つことが大事だと思います。
シャーデンフロイデが一種の快楽を得る手段なのだとしたら、他で快楽を得ていればその方法を選択せずに済みます。

シャーデンフロイデが起こる背景には、他に楽しみがない、打ち込めるものがないという事情があるのかもしれません。

自分を肯定したい

人がうまくいくと、面白く思わない人もいます。
人の足を引っ張ったり、蔑んだり、落とし入れたり、、それも悲しい行動ですが、その理由には「自分を肯定したい」という心理が働いていると思います。

誰かが成功すると、比較して「自分はできていない」「自分はダメなやつだ」と思う場合があります。

本来なら、努力をして、自分もステージアップすることで、自分を満たすべきですが、周りを引きずり下ろすことで、相対的に自分の地位を保とうとする人もいます。

これらの人達は変わることを恐れる超保守派とも言えます。
周りが変わることを恐れ、自分よりステージアップする人には徹底して攻撃する。
そうすることで、「変わらない」を死守しているのかもしれません。

考察まとめ

以上、誹謗中傷というのは、けして特殊な人がしているわけではなく、ちょっとした違いから誰もが陥る習慣なのかもしれません。

誹謗中傷する心理を知ることで、正しく自分を自制しながら、ぜひ人の努力を応援できる人でありたいですね。

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