値段を高くしたら売れる?
こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。
経営不振になると、つい商品の価格を下げたくなります。
値下げすれば、お客さんは買ってくれるだろうと安易に考えてしまいがちですが、実際には痛い目を見るかもしれません。
予想とは裏腹に、価格を下げた結果、かえって売上が落ちてしまったなんて声も聞きます。
その理由は、「価格は商品の信頼高」であることを失念しまったがためです。
みなさんも、
安いもの=質が悪い
高いもの=質がいい
という先入観があるのではないでしょうか。
例えば、家探しをしていて、凄くいいマンションを見つけたとします。
ただ、そのマンションの家賃が相場より妙に安かったとしたら、少し不安になってきますよね。
安易に価格を下げるということは、顧客の心象に影響を与え、商品価値を下げることに他なりません。
それ故、価格を下げることには慎重にならなくてはなりません。
むしろ、他者と差別化したければ、通常の1.5~2倍の価格帯で勝負するのもありかもしれません。
お金を払ってでも、いいもの、いいサービスに触れたいと思う人はたくさんいます。
価格を上げることは、イコール、自分たちの商品への自信の表れです。
変に安売りして自分たちの価値を下げてしまっては、もったいないです。
もちろん価格に見合った満足度にコミットする必要はありますが、価格を上げることは、結果的にいい商品、サービスへと繋がっていくはずです。
価格が与える顧客への影響まで考え、適正に経営戦略を立てていきたいですね。
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