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言葉の裏の想いを受け取る力

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

コミュニケーションをしていると、その人の言葉の本当の意味を考えることがあります。

というのも、必ずしも言葉通りの意味を、額面通り受け取ればいいというわけではないと思うからです。


例えば、「大丈夫です」という言葉。
これは場面によって、「YES」にも「NO」にもなり得る言葉です。
日本語特有かもしれませんが、前後の文脈や、その人の雰囲気から、「察する」ことが多々求められます。

また、放っている言葉と、実は真逆のことを思っていたり、その言葉通りではない、別の意味を伝えようとしていることもあります。

わかりやすい例で言えば、子供がご飯を「食べたくない!」と駄々をこねている時などでしょうか。

実際には、本当に食べたくないのではなく、構ってほしい!とか、眠たい!という気持ちの表れだったりします。

子供なら、甘えたい気持ちから、本心とは違う発言をすることがありますが、これが大人でも起こることがあります。

大人になると、甘えというよりは、プライドや恐怖心、自信のなさからくる防御反応により、本心とは違う発言(言い訳)を並べてしまうことがあります。

「別に自分は興味がありません」
「今で十分満足なんですよね」
など。

もちろん、本当にそう思って発言している場合もありますが、
その裏には、
「本当はやりたいけど自信がない」
「勇気がでない自分を隠したい、ごまかしたい」
といった気持ちから、その場を取り繕ってしまうこともあります。

これ以外にも、何かしらの理由で、本心とは違う発言をしてしまう場面は多々あると思います。ただ、本心を隠し続けると、自分でも気づかぬうちに心に負荷がかかると思います。

ふとした瞬間にも、言葉の裏にある本心を汲み取れるようになれば、お互いの関係性をぐっと先進させる糸筋になるかもしれません。

自分自身も本心と違う言葉で取り繕っていないかを常に気をつけながら、
相手の発言に対しても、その言葉が来る真意、根っこの部分を繊細に汲み取り、受け止める努力をしていこうと思います。


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