水圧調整する力
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
組織づくりをしていこうと思った時に、
どの範囲に、どんな基準で、どれくらいの情報量を流していくかは、
経営者の実力の見せどころだと、昔、先輩経営者から教えてもらったことがあります。
それはちょうど、パイプに水を流す作業に似ています。
複数のパイプが連結されたラインがあった時に、
水圧をあげすぎると、連結が弱い部分が破裂してしまいます。
ただ、水圧が弱すぎても、水の流れる速度も量も弱まってしまいます。
各パイプが耐えられる、適切な水圧で水を流していけるか、
バルブを握っているのが経営判断するものの役目だということです。
組織づくりにおいても、あまりにスピードが早いと全体が乗り遅れ、歪が生まれるかもしれません。
逆にペースが遅すぎても、組織全体のパフォーマンスが低下してしまいます。
どの範囲に、どんな基準で、どれくらいの情報量を流していくか。
全体を見ながら、肌感覚で調整していく力が、組織運営の力なのだと、学びの時間でした。
常に全体をみて、適切な水量を判断していくのも、経営の面白さですね!
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