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苦手なことほどチャレンジしてみる

こんにちは。かけだし社長の小寺です。

苦手なものは、誰でも避けて通りたいものです。
ただ、なぜ人は「苦手だ」と認識するのでしょうか。
僕が思うに、苦手というのは、能力や向き不向きの問題というより、単純にその分野での成功体験が著しく低いことが起因していると思います。

苦手なのではなく、経験値不足、チャレンジ不足なだけ、成功体験を積むまで努力してこなかっただけなことが多いと思います。
逆にみなさんにも、何かしら得意な事ってあるのではないでしょうか。得意なことって好き嫌いもあるかもしれませんが、物理的に他のものより多く時間を費やしたからそれが得意になっただけなんだと思います。

苦手なことって、食わず嫌いなだけで、案外やってみたら、できるようになったり、それが自分の強みや長所になったりすることもあるかもしれません。
僕は人と付き合うのが苦手でしたが、今は克服し、むしろ反動で人と話すのが大好きになりました。人と話すと自分にない価値観や気づきがたくさんあり、面白いからです。そこからご縁を紡ぎ、色んな仕事にも発展しています。

少し話は変わりますが、勉強を例にとってみましょう。ちょうど世の中は受験シーズンですが、センター試験の総合点をあげたかったら、得意分野を伸ばすより、苦手な分野を克服したほうが、相対的な点数は上がりやすいです。
平均的に点数をあげるのが、日本人の悪いところだ!得意を極めろ!という意見もあるかもしれませんが、ここで言いたいのは、苦手な分野ほど、案外新しい発見やチャンスがあるのではないかということです。

子供のころ、ピーマンが苦手な人って多かったと思います。でも大人になると食べられるようになる。理由は苦味を感じる味覚が、大人より子供のほうが多いからだそうです。

また、サーカスの象はなぜ逃げ出さないのか?という話もあります。
それは子供の頃に足枷をつけられ、逃げられないと思い込むからだそうです。大人の象なら足枷なんて簡単に壊して逃げ出すことができるのにも関わらず、子供の頃のイメージをずっと引きずってるわけです。

なんでこんな話をするかというと、昔のイメージを引きずって、苦手だ!というレッテルを貼ると勿体ないということを伝えたいからです。思い込みは可能性を狭めます。

苦手なものほどチャレンジしてみる。
そこには、自分が勝手に足枷やブレーキをかけているだけで、たくさんの気づきや成長、チャンスが詰まっているかもしれませんね。

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