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選んでいるようで選ばされている?

こんにちは! 
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  


物を売るための企業戦略は様々です。
特に消費者が「選択する」行動心理については、徹底して研究がなされています。

例えば、商売を「選ばせる」ために、様々な工夫が施させています。

日本だと、松・竹・梅と3つのグレードを用意することが多いです。
3択だよ、と言われたら、つい真ん中を選んでしまうのが人の心理です。

「松竹梅の法則」、海外では「ゴルディロックス効果」と呼ばれているようですが、きっと真ん中を選ぶであろうという仮説の元、真ん中の商品が1番利益率がいいよう、仕組んだりするわけです。


また抱き合わせ販売。

コンビニなどでは、顧客の動線を考え、入口、レジ前などに、効果的な商品を陳列し、つい手に取りたくなる仕組みが意識されています。


他にも、人はどうやったら行動したくなるのか?の行動心理学は多様に用いられています。

「あの人も使ってますよ」
「みんな選ばれていますよ」
「社会意義として選ぶべきだ」
「限定品、残り1個です!」

などなど。

確かになと思って行動に移すわけですが、果たしてそれは自分の本意なのでしょうか。

自分で選んでいるようで、実は誘導されているというのは、よくある話です。

全く影響を受けないというのは不可能かもしれませんが、参考にすることと、誘導されることは、少し違います。

勢いや同調意識に流されることなく、1度立ち止まって、自分の本意であるかを考えてみると、選択による後悔は幾分か少なくなると思います。


何事も受け身になり過ぎず、自分で意思決定する力を持ち合わせておきたいですね。

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