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100人に伝わるよりも1人に刺さる仕事をする

こんにちは。かけだし社長の小寺です。

商売をしていると、どうやったらより多くのお客さんに来てもらえるのか?という思考は、当然働くと思います。

より多くのお客さんに来てもらいたい、利用してもらいたい、そのためにはどうしたらいいのか?

あれもしよう、これもしよう、と施策をいろいろ打ってみたり、いろんな謳い文句を並べてみたりしたくなるかもしれません。

ただ、以前お会いした年商億超えの経営者の方が、全部取りしようとすると、結果的に誰にも刺さらない、平凡な仕事に成り下がってしまうとお話されていました。

お客さまファーストはお客さまの要望を聞くことではない

お客さまファースト!という意識が先行しすぎると、相手の反応を気にするあまり、つい相手の意見を何でもかんでも取り入れてしまいがちです。

その方曰く、万人受けを狙って、いろんな意見を取り入れていくと、結局なんの棘もない、平凡な仕事に成り下がるそうです。

確かに、お客さまのご意見や要望は大事です。
ただ、お客さまの要望をすべて満たせたとしても、お客さまの期待値を超えることはありません。

みんなに受け入れてもらおうと思うばかり、誰にも刺さらない仕事になるわけです。

商売はお客さまの期待値を超えてなんぼです。
誰か1人でもいいから、深く突き刺さる、強烈なコンセプトやビジョンで攻めることが大事だと言われました。

相手に迎合するな!1人に刺さる強烈なビジョンで勝負しろ!

とくに立ち上げ時期は、ニッチでも突き刺さるビジョンが大事だと言われました。確かに万人受けはしないかもしれませんが、強烈なビジョンは誰か1人の心に突き刺さります。というか刺さるまで努力を続けることが大事です。

相手の反応に右往左往することなく、自分がいい!と信じたもの、信念を貫き通すこと。そうすることで、確実にそのビジョンに響く人が現れてくるはずです。

そうやって自分に強烈に共感してくれる最初の1人をつくること。
そうしてできた最初の強烈なファンは、周りにもいいと思った価値を自然と波及させながら、自分の力強い味方になってくれます。

そして、誰かの心に刺さるビジョンにはエネルギーが欠かせません。
そのエネルギーは情熱からきます。

大事なのは自分の情熱を燃やすこと!
相手に迎合しているうちは、情熱の火は燃えません。

自分がいいと思うことを全力で伝え続ける。
絶対にこの価値を世の中に浸透させるんだ!という想いと一貫した行動が、自分の情熱を燃やし、そして相手に火をつけていくのではないでしょうか。

相手に迎合せず、強烈なビジョンで攻め続ける。
それが受け入れられた時、結果的にお客さんに期待値以上の満足度を提供することに繋がると信じてます。

僕も仕事の姿勢で大事にしていこうと思います。

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