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漫画「ルックバック」背中で物語る

マンガ大賞2022にノミネートされてるらしく、1巻だけだし、薦められて帰りの電車の中で読み終えました。タイトル通り、背中の描写も多く、広範囲の共感を得た漫画だろうことは想像できます。

漫画っていいですよねー。

作画から想像する声や流れる音楽も自分の中で自由に展開できて、気になった描写はすぐにページをめくり戻って何度も確認してみたり。作品との距離感、つながりをより深く持てる気がしますね。

またいろんな漫画読んでみよう。

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<<ここからはサイコパス様のみ>>お読みください。

さて本作、実は心を突き動かすまでの感動は少なく、展開も読める、意外性もない、けど想いは伝わる。といったらよいのか。んーっと、つまり、良い作品なのに、この展開に感動できていない自分自身に若干失望している感覚です。おそらく世の人たちが望むであろう内容は理解できる、のですが、その中に一緒にいて楽しめるかとても疑問です。背景は京都アニメーションへの追悼もあったり、人に何を言われても何かに打ち込む(好きな事一途)ことの大切さ、友情とも呼べる頼る・成長する過程。すべて素晴らしい。のに、それもまた構造の中にある虚無感が寄り添ってて離れないのです。これは困りました、、、最近自分の中の「好き」探しの旅に出てるのですが、本作において(良い意味で)期待を裏切ることをどこかで望んでいたのかもしれないです。。。


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