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私はまだ「論語と算盤」(渋沢栄一)を読んでいない。

この段階なので断片的ではあるけど人物観察法「視・観・察」および人間力(と言っていいだろう)「智・情・意」を記録しておく。

人物観察法3つのミル視・観・察」においては私も他の人と同じく、あとで自分が読み返すためにも原文のまま記します。

「視」も「観」も共に「ミル」と読むが、視は単に外形を肉眼によつて見るだけのことで、観は外形よりもさらに立ち入つてその奥に進み、肉眼のみならず、心眼を開いて見ることである。すなわち孔夫子の論語に説かれた人物観察法は、まづ第一にその人の外部に顕はれた行為の善悪正邪を相し、それよりその人の行為は何を動機にしているものなるやを篤と観、さらに一歩を進めて、その人の安心はいずれにあるや、その人は何に満足して暮してるや等を知ることにすれば、必ずその人の真人物が明瞭になるもので、如何にその人が隠そうとしても、隠し得られるものではないというにある。


カントの「智・情・意」とも同じく、またアリストテレスでいう「信頼(エトス)」 「情熱(パトス)」 「論理(ロゴス)」でも共通する人間力「知性、感情、意志」3つのバランスが大事。それぞれバランスを保ち、向上させることによって人格形成や人間性を高め、感情に振り回されるのではなく、物事を多角的にとらえ言動におく。

」:知識・思考といった知恵がないと、物事を理解し判断することが難しいので本や言葉・学問、経験を通して学び、それをアウトプットして自分の知識として身に付けることがポイントとなりそう。(このnoteも利用)

」:知識だけあっても己だけが儲かればよいとか、対人だけでなく環境破壊など人間のみが良ければそれでよい、という考えにもなってしまう。情がなければ他人との共感を得ることがでず、物事を円満に進めることも難しくなりそう。(一時の感情に流されないように注意)

」:何かしようとする時の元となる強い心持ち。このnoteも続けられるように努力することで、最初からテーマや立ち位置など決めず、ハードルを上げなくても続けることで何かが見えることがあると信じる。

※「智 情 意」に関しては、こちらに詳しくありました。

物事がうまくいかないようなときは、この「智・情・意」のどれかが欠けているかもしれない。
そして、このnoteに書いていることも「察」によって判断される。
メモ代わりにすることも多いのだけど、
どう見えてますか?蟹穴主義な私。

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