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「礼」のシチュエーションを増やす。

「礼」というものがコレだ!ということはない。儀礼とする日常と異なるシチュエーションを繰り返すことで習得するものであり、相手にふさわしい反応をすることができる。ということらしい。

例をあげてみると、子供と遊ぶ(なんとかごっこ)や、祭祀など現実と異なる立場に置き換える場面で、それぞれの役割を疑似体験し、他者を思い描く。

礼のチカラは現実の世界といかに異なっているか。にある。

日常におけるコミュニケーションパターンに陥り、役割にしばられている状態を抜け出すには、パターンに陥っていることを自覚し、自分で変えられることに気づくこと。

それは些細なことからで構わない。道端のゴミを拾う、見知らぬ人に挨拶する。家庭に入れば自己を優先しない時間を設ける。この記事のように、まとまってなくても発信してみる。

すると、これまでと異なる反応をみて、自己(個性)を広げて行く。

行動パターンを打破する「礼」を繰り返す人生を通じて、周囲の人に親切する術を感じ取る能力を身につけると「仁」の領域に到達する。

「仁」これもまたコレだ!ということはない。

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