今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/1/3 #74
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
あけましておめでとうございます。お正月でも粛々とキュレーションしていきます。(←習慣化ができていますね。自画自賛😁)さて、年末の記事はアニメ業界・産業の総括が目につきました。昨年は、劇場映画と配信に牽引されて明るい年だったと思います。今年はどうなるか……。
【2022年アニメ総括】『SLAM DUNK』『すずめの戸締まり』話題性と作家性が牽引した劇場作品
「ここ10年前後で積み重ねてきたピースが一気にカチカチっとハマった、クライマックスのような年だったという印象」→確かに。一方で今が劇場アニメ全体のクライマックスだとすると、今年以降が少し微妙になる感じもします。企画されている作品的には、去年の方が優れていた印象ですし。
【数土直志の「月刊アニメビジネス」】映画・配信が大活況、2022年アニメ業界10大ニュース
この中だと1番目にある「配信会社の大乱戦」が、アニメ産業的に影響はでかそうですね。今年はまだ大丈夫かもしれません。でも、来年以降は「大乱戦」の結果が出る頃でしょう。大きな動きがあってもおかしくありません。
事件と作品で振り返る2022年 東映アニメーションの大躍進
東映アニメは売上/利益的にも、ぶっちぎりの存在です。他のアニメ制作会社を圧倒しています。創業以来、海外展開にも力を入れてきたこともあり、会社としての足腰が違いますね。
去年のアニメ産業市場規模 過去最高に コロナ禍前2019年上回る
年末になり、ようやくNHKでもアニメ産業レポートがニュースになりました。増田さんも指摘されていますが、アニメ産業の見通しは、晴れのち曇りという感じです。
アニメ『邪神ちゃん』は“弱者”の戦略で生き残ってきた。メジャー作品と一味違う「ズラし」の極意【宣伝Pインタビュー・前編】
「差異化こそが宣伝の全てである」とは金言ですね。邪神ちゃんは、更に「弱さ」が加わって、ここが強みにもなっています。傍から見ていると、応援したくなる気持ちもわかります。
※インタビュー後編
“一番の人気キャラではない158cmの像”が埼玉で完成…なぜ今も「15年前の深夜アニメ」で“日本初”の町おこしが生まれているのか?
『訪れる人たちの中には、「らき☆すた」好きが高じて、地元の祭りの実行委員会に参加し、アニメとは関係のない町のイベントを手伝う人もいて、彼らの存在は地元でも一目置かれています』→なかなかここまでの関係性は作れないと思います。だからこそ、鷲宮は稀有な聖地になったのでしょう。
「異世界おじさん」最終話が放送延期 中国の新型コロナ感染急拡大の影響で
中国のゼロコロナ政策の解除がアニメ業界にも影響を与えていますアニメ業界は、コロナを乗り越えた感もありましたが、今年も引きずりそうな感じもしています。『異世界おじさん』は前もコロナで放送中止→再仕切りにもなってしますしね。
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