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ゼロからのデビュー活動 ~若手シナリオライターがチャンスを掴む方法~(ゲスト:内田裕基さん シナリオランド)

シナリオを中心としたオンラインサロン「シナリオランド」ではオンライン上の交流に加え、クリエイティブの最前線で活躍しているゲストをお招きし、トークショーやワークショップなどを定期的に開催しています。

既に数十回のイベントを開催して参りましたので、随時振り返ってみます。

今回は、『とある科学の超電磁砲T』『浦島坂田船の日常』『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』などのアニメ作品や『ウルトラマンオーブ』といった特撮作品の脚本を手掛ける内田裕基さんから、若手シナリオライターのデビュー戦略を伺いました。
「ゼロからのデビュー活動 ~若手シナリオライターがチャンスを掴む方法~」(開催日:2018年7月15日)

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【内田裕基さん:プロフィール】
脚本家
代表作:TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』『浦島坂田船の日常』『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』『ゲーマーズ!』、TVドラマ『ウルトラマンオーブ』『ウルトラマンX』『御茶ノ水ロック(脚本協力)』、映画『三森迷子の逃亡』『炎~HOMURA』『オールドフレンド』、小説『ぼくの初恋は透明になって消えた。』、他多数

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内田さんは大学在籍中から、自主制作映画の監督をされたりもし、今現在も多岐に渡る作品に携わられております。
また、私の周りでも20代前半でデビューする人はたまにおりますが、大きな浮き沈みなく継続的に仕事を続けられるのは、万人に認められる創作技術に加え、創作にあたってのマインドがしっかりしているからだと思います。

今回のイベントでは、そうした内田さんのマインドセットを学びました。

20代前半でデビューする。

では、その戦略というものを自分なりにまとめると、5W1Hで整理されます。

・Who 誰が?
→自分が

・When いつ?
→20代前半

・Where どこで?
→脚本をどこで発表していくか。コンクール、自主制作映画、制作会社、ネット等々……

・What 何を?
→オリジナル創作の脚本

・Why 何故?
→(小説や映像そのもではなく)脚本を創作する理由

・How どのように?
→一過性の「運」に頼らず、自分の持っている資産(技術や経験、人脈)などを吟味した戦略5W1Hはどれが欠けても成り立たないので、試行錯誤しながら練っていく必要がありますね。

また、「己を知り敵を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉もある通り、「自己分析」が非常に重要です。
行動する前に、きちんと「自己分析」をして考えながら進めていくことが、チャンスを掴む第一歩ですね。

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