今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/8/22 #107
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
心なしか、今年の夏アニメの勢いが感じられないようにも思います。猛暑のせいではないと思いますが、ちょっと一服感で出ている気がします。前期で人気だった『【推しの子】』クラスの作品を待望しています。
アニメ『推しの子』が人気だったのは「1話の構成」で決まっていた…その「驚愕の理由」
「1話切り」対策が理由とのこと。確かに1話だけ見て、あと放置というアニメ視聴者は多いです。各種視聴データも1話が視聴数のピークの作品がほとんどですので、長尺でも1話に徹底的に「詰め込む」のは理にかなっていますね。リスクも高いことは、もちろんですが。
新作アニメ配信数No1を獲得、後発の動画配信サービス「DMM TV」がアニメに本気な理由とは
動画サービス最後発のDMM TVの方向性がよく分かるインタビュー記事です。コンテンツの調達担当である山田さんは、長らくAT-Xで勤められて放送局の人というイメージでしたが、転職をされて配信サービスに従事されています。これも時代の変化なのでしょうね。
【放送20周年】「カレイドスター」感謝祭企画スタート 来春開催の音楽祭、アニラジ生配信など
放送から20年経ってイベントができるアニメ作品は一体幾つあるのでしょうか。予算や人員の都合もあり、放送が終わったら、ほとんど大きな動きがないのがテレビアニメの特徴です。『カレイドスター』は、ファンやスタッフからも本当に愛されている作品ですね。
『ガルパン』アニメプロデューサーの丸山俊平さん死去 制作会社アクタスの元社長
非常に残念なニュースです。アクタスの創業社長・加藤博さんは、私個人的にも親しかったのですが、経営的には厳しいところがありました。加藤さんの急逝後、続いて社長になられた丸山さんは「ガルパン」などのヒットを飛ばし、最終的にはバンダイナムコグループ入りを果たしました。大変なアニメ制作人生だったと思いますが、その功績は今後も残るはずです。
「アニプレックス・オンラインフェス」、今年4回目の大型イベントを9月10日に開催
日本のコンテンツ産業を牽引するアニプレックスのフェスが今年も開催されます。オンラインに軸足を置いているので、海外からも参加しやすいイベント設計はアニプレックス&ソニーグループならでは。今後も勢いが止まりそうにありません。
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