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教室

他のクラスの子とは仲良く出来るのに、終始一緒に行動する教室では、何となくみんなについて行けない。仲良くできる子もいるけど、グループ活動では流れを掴むのに苦労していました。
宿題や提出物もひと苦労。
持って行っても出せずにカバンの中。
教室には良い思い出が少なく、やがて行けなくなる日へと向かっていきます。

ガールズトーク

発達障害やグレーゾーンの女の子は、コミュニケーションが上手く行かずに、恋バナやアイドルの会話についていけなくなる事があります。
みんなに合わせたり、空気を読むのが苦手で無意識にストレスが溜まっていきます。
スクールカーストの中で、最終的に孤立する事も。

親も先生も救えない

教室でトラブルが起きた時、思春期・反抗期に入ると、表立って親や先生が介入すると悪循環になるケースが多く解決が難しくなります。
担任が新任の先生で経験が浅く、生徒の反応ばかり気にして自分を守る方を優先したのも運が悪かったと思います。

ネガティブな面談に手話通訳を頼めなかった私

耳の聴こえない私は、娘が学校でトラブルに巻き込まれた時、個人面談に手話通訳や要約筆記を頼めませんでした。
守秘義務があるとはいえ、ネガティブな内容を通訳士にも知られたくなかったのです。
正確に話し合いをするために、直接担任や主任にノートPCに入力してもらいながら会話をしました。

ドロップアウト

中3の夏休み明け、NHKの「8月31日の夜に」に合わせたかのように、学校に行けなくなりました。
不登校のスタートです。
不登校、まさかそんな事が我が家に…。
出口の見えないトンネル。
どう接すれば良いのか、ネットや本を読みまくり、自治体の支援、在籍校への相談、筆談ボードとノートPCを持って情報収集し尽くしました。
義務教育が終わる中3。
高校はどうするの?
勉学は?受験は?
何よりも、娘の心は?
大切な娘、コーダ(CODA)のポコが部屋から出なくなりました。





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