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やんばるへ、撮影というか遠足というか

昨日、先週、事務所でプチ切れて、年下とはいえ先輩たちに機嫌の悪さを呈した後ろめたさがあって、朝からゆううつ。

憂鬱、って漢字を手で書けない四十路。

朝一で社長から救いの一言。「今日、やんばるの撮影、下見行こうね〜」!やった!脱、座りっぱなし。

…車で、片道数時間。座りっぱなしでした。話しっぱなしだし。

でも、やんばるの魅力は、海、木々、日差し、野菜、空の広さ、開放感。よかった。

カメラの充電が切れそうでハラハラしたけど、撮れるだけ撮った。すっごく楽しかった。そういう時に富士のカメラはよく写る。よく写ると、腕が上がった気がする。←気のせい。

x100tにして、本当に良かった。徐々にインスタにあげているけど、 #100t とハッシュタグつけてると、海外の人が見てくれてて。そういう人のアカウントの写真もまたすごくよくて。カメラで世界につながってくって、すごく今っぽくていいよな。

昼ごはんの予定していた、根本きこさんのお店、波羅蜜がイベントでおやすみだったので道の駅で豆腐チャンプルー定食を社長と二人でモリモリ食べる。

野菜がうまい。

さすが、やんばる。眺めも最高。古宇利島にかかっている橋が一望できるし、その展望の良い場所で、にゃんこがアイスのように溶けている。お土産に、明日の朝食べる用の今帰仁産トマトとパンを買った。

田村由美のBASARAを、今更読み返したいと思っていて、沖縄編でパイナップル頭の今帰仁ていうメンバーが出てきたのが、未だに頭に残ってて、ああ、あの話の舞台はこういう景色なんだなぁ。と思ってより一層読みたくなった。

那覇→宜野湾→やんばる、の道の途中で、話題のベトナム通りや、軍用品のお店にも寄ってもらった。ああ、こういう物はこういうところで手に入るんだー。と、ステンレスのタライを「2000円でいいよー」と値札2980円のを、お店のマダムにまけてもらってホクホク買ってきた。

高いか?安いか?でいうと高い買い物かもだけど、プラの手洗い桶より丈夫そうだし、清潔だし、こんなでっかいタライなかなか見ないし!

さばんぎで、「下見ねー」って言われててもカメラがあると撮ってしまう。社長がいろいろ備品を押入れから出してきてくれる。イメージが湧きやすくて助かる。

PENTAX KPを使ってます。レンズもいいです。

って面接で話したら、もともとSonyのαシリーズを買おうとしてたらしいんだけど、KPと、SIGMAの広角ズームと、PENTAXの単焦点15mmのを速攻で注文してくれて、平伏しました。

まだ、お客さんが出たままの清掃前だったからお布団や水回りがそのままだったんだけれど、扉を開けて建物の中に入ると木の匂いがして、くるくる釘を回すタイプの鍵を外して窓を開けると風が通って、建物を囲っているフクギがざわざわして、「帰ってきた〜」感がハンパない。

家の中でヤモリの鳴く声が、ケッ!ケッ!と聴こえてきて、台湾に来た気がする。古民家のリノベだけど、新しい木材ともともとの建材とが見事に融合してて、あれは?これは?と社長を質問責めにしてしまった。

撮っても撮っても、いいハコでした。本番は、野菜や生バナナ、生花なんかを持ってきて撮ろうか、という話で帰ってきました。

いつか泊まってみたいな。できればグループか家族で。

さばんぎ https://www.dspec.jp/article/stay/9796

帰りは58号線の渋滞もなんのその。おんなの駅なかゆくい市場に寄って、「ここのサータアンダギーは、味が違うんよ。食べなさい食べなさい」と言われるまま、車中でかぼちゃ味を食べると、あれ?今までのサータアンダギーってなんだったんだ??ってくらい食感が違う。三矢本舗のサータアンダギーと幻の味ブルースは、一度食べた方がいい。多分みんなが好きな味。ヴィーガンの人は、ダメかも。卵入ってたか…。ごめん。

渋滞を抜けながら、那覇市内に。10時過ぎに出発して、19時過ぎに到着。いやはや、9時間の長旅。近いようでやはりやんばるは遠い。

社長と先輩が居残ってたけど、新人、早々に退社。歩数4000歩じゃ寝れないので、夜の街を歩く、歩く。そろそろ帰ります。おやすみなさい。

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