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業務改善のポイント 〜リシャッフル〜

皆さんこんにちは

火曜担当の長澤です。


前回から改善案を考えている上で私が意識しているポイントについて書いています。


この前は262の法則についてご紹介しました。


今日はリシャッフルについて書いていきます。


①リシャッフルとは

言葉の通り「切り直す」と意味です。組織であれば入れ替え、人事移動という方がイメージが持ち易いでしょうか?しかし違う部署への移動は中々ハードルが高いと思います。


実際には部署内で役割を変えたり、指導者を変更したりする程度でも十分な効果を発揮する事があります。


このリシャッフルの対象になるのは262の法則で言う下位2割の受け身で貢献度が低いスタッフです。前回の記事でも書いた通り下位2割だからといってお荷物ということではなく単純に考え方がわからないだけで一生懸命な人も多くいます。


この層のスタッフと密にコミュケーションをとっていると思わぬ発見がよくあります。単純に役割が合っていない場合もありますが、他に得意な事が合ったり、人間関係がうまくいっていないなどで本領を発揮する事ができていないケースがあります。


この場合は思い切って部署内で「いる場所」と「適正」を変更します。

結構うまく行く事が多いのでマネジメントでお困りの管理職は是非試して頂きたいです。


リハ部門で例えると外来リハから入院病棟担当へ変更したり、プリセプターを変えたりする感じです。


ここまでご紹介したのは前向きなリシャッフルです。


その逆で後ろ向きなリシャッフルもあります。


それは左遷です…。


ここではダークすぎる内容なので割愛しますが、基本対象となるのは他のスタッフの足を引っ張るような行為をしたりして組織のマイナスとなる人です…。


私も過去に一度だけ悩みに悩んでこのカードを使った事があります。


②組織の空気を入れ替える

業務改善を始めるにあたりヒアリングをするとスタッフ間の信頼関係が崩れていると感じる事はよくあります。


他のスタッフの悪口や噂話、誰と誰が中が悪いなどなど…


結局は人間関係がグチャグチャになっており組織の空気が悪くなっています。


この場合もリシャッフルをして関係性をリセットする事で空気を入れ替える事ができます。

ただ何も考えずに入れ替えるのは付け焼き刃なのでうまくいきません。


成果から逆算して各スタッフの役割を考えて、リシャッフルする事で効果を発揮します。


③まとめ

・スタッフの「いる場所」と「適正」を考えて役割を割り振る

・組織の空気を入れ替えるにはリシャッフルが効果的


それではまた来週‼︎


執筆:長澤和司

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