自分を理解した後は「仕事・マーケット」を理解する
◆「自分理解」の次は「仕事理解」!まずはマーケットを理解することから
前回まで、「自分理解」について書いてきましたが。キャリアデザインを構築する上で次に「仕事理解」が重要になります。
その仕事理解は大事でありますが、専門家である医療職は自らの仕事内容は理解していることが多いです。
そのため、その専門性が社会でどう活かすことができるのかといったマーケット理解が重要となります。ここでは主にマーケットの理解が進むように書いていきます。
まず「マーケット」とは、「市場」ともいわれ、『不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、お互いのニーズを充たしてくれる相手とマッチングされ、価値を交換する場所』のことを指します。
本記事のような、キャリア領域においては、仕事を選択する不特定多数の求職者と、働き手を探している不特定多数の病院・企業が労働力と賃金を交換すべくマッチングされるということになります。
市場の構造など詳細に関しては他の書籍をあたってほしいですが、今まで馴染みのなかった「マーケット」「市場」という要素は必ずおさえておいてほしいと思います。
この「マーケット」という要素についてキャリア形成で触れられることはこれまであまり多くはなかったですが、昨今ではキャリア選択をする中で以下の2点が重要になってきたと考えています。
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